MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)の中で英語が最も難しい大学・学部について、出題傾向や形式、レベルを比較して具体的に解説します。
英語の「難易度」は以下の要素で決まります:
観点 | 難しさの意味 |
---|---|
語彙レベル | 英検2級〜準1級の中でも特に準1級語彙が出るかどうか |
長文の内容 | 抽象度・論理構造・文化的背景知識の要不要 |
設問形式 | 記述 or 精緻な選択肢かどうか |
問題数 | 時間に対する処理量が適正か過剰か |
長文3題+文法・語彙問題など、総合力勝負
長文のトピックは国際問題・文化論・言語論など抽象
準1級レベルの語彙、設問もひねりあり
語彙問題も同意語・反意語・空欄補充など多様
文章量が多く、設問も多い(30問前後)
選択肢がややこしく、内容一致が2つ選べなど混合型
時間ギリギリ or 足りない受験生も多い
全文英語の問題冊子、アカデミック英語の読解力重視
英語で英語を理解・要約・選択する設計(英英式に近い)
長文+会話文+自由記述(和文要約 or 英文記述)
語彙レベルが高く、文の構造も複雑
「実際に英語を使える力」を測る
早慶のSFCや上智ICUに近いレベルの出題
読解中心で構文力を問う問題
内容がやや抽象的な政治・経済系のテーマ
論理展開理解(but/thereforeなど)を使った解釈が必要
読解メインで構文難度は普通
設問はオーソドックス(内容一致・語彙補充)
文章は比較的読みやすいが、処理量は多め
長文は600語程度×2題で安定
内容も実生活に近く読みやすい
設問も比較的素直(過去問対策で得点しやすい)
ランク | 大学・学部 | ポイント |
---|---|---|
🥇 難 | 明治 国際日本 | 総合力・設問形式・語彙レベル |
🥈 難 | 立教 異文化コミュニケーション | 英語運用能力・読解レベル |
🥉 やや難 | 明治 政経 | 抽象文・設問の構造理解力 |
中 | 青学・立教(他学部) | 標準読解力で対応可 |
易 | 中央・法政 | 過去問対策で安定得点 |
併願戦略の鍵は、「MARCHの中でも得意不得意を見極める」こと。
英語が得意で早慶を目指す人は、明治国際日本・立教異コミは本命レベルでも併願可能
英語が標準レベルの人は、中央・法政を安全校に、青学・立教をチャレンジに