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大学受験 コラム

映像授業を見ても成績が上がらない|つまずきの見つけ方

映像授業は、きちんと見ている。ノートも取っている。説明を聞けば「なるほど」と思える。それなのに、模試や問題集では手が止まる。

質問しようとしても、「どこが分からない?」に答えられない。そんな状態では、もう一度動画を見ることしか思いつかないかもしれません。

まず試してほしいのは、視聴する量を増やす前に、画面を閉じて一問解くことです。どこで止まるかが、次に必要な勉強を考える手がかりになります。

Q. 映像授業を見ても成績が上がりません。どうすればよいですか?

A. 視聴後に自力で解き、知識・解法の選択・処理のどこで止まるかを確認しましょう。原因を自分で説明できない場合は、途中の答案を講師に見てもらう方法があります。

  • 見終えたら、解説なしで一問取り組む。
  • 止まった箇所に合わせて、復習する内容を変える。
  • 別の問題でも使えるか確かめる。

「見れば分かる」と「一人で解ける」の間を確かめよう

映像では、先生が条件を整理し、使う公式を選び、解答までの道筋を示してくれます。一人で解くときには、その判断から自分で行う必要があります。

説明に納得できたことは、学習の出発点です。その先に、次の二つの確認を置きましょう。

図1 視聴後に確かめたい、学習の3段階
1

説明を理解する

先生の解き方を
追うことができる

2

自力で解く

解説を閉じて
自分で方針を立てる

3

別の問題で使う

条件が変わっても
解き方を選べる

確認したいのは2と3。視聴済みの本数だけでは、一人で使えるようになったかは分かりません。

同じ問題を解けても、答えや手順を覚えている場合があります。少し条件の違う問題に取り組み、方法を選ぶ理由まで説明できるか確かめます。

止まった場所によって、必要な復習は違う

映像を見直すことが役立つ場合もあります。ただ、毎回最初から再生する前に、何を確認したいのかを小さく分けてみてください。

図2 解説を閉じたあと、どこで止まりましたか?
まず、一問を自力で解いてみる

A 言葉・公式が分からない

確認:必要な知識を学んでいるか、思い出せるか。

戻る先
該当する説明と基本例題

B 知っているのに選べない

確認:条件をどう読み、解法を決めたか。

練習すること
条件と解法の結び付け

C 方針は立つが進まない

確認:計算・読み取り・時間のどこに課題があるか。

練習すること
止まった処理と時間配分

自分でA・B・Cを選べなくても大丈夫。白紙や途中の答案を見せ、講師と確認するところから始められます。複数の原因が重なる場合もあります。

例えばBの状態なら、解説をもう一度聞くだけでなく、「問題のどの条件から、その方法を選ぶのか」を練習したいところです。視聴後の取り組みを変えることで、これまで学んだ内容を使える形にしていきます。

「どこが分からない?」に答えられなくても、授業は進められる

自分のつまずきを正確に説明するのは、簡単ではありません。講師との対話では、問いを小さくしながら、できることと難しいことを分けていきます。

数学の二次関数を例に、その違いを見てみましょう。以下は説明用の想定例で、実際の生徒の指導記録ではありません。

問題:y=(x−2)²+1 の最小値を求める。
ただし、0≦x≦1。

生徒:動画では分かったのに、問題になると間違えます。どこが分からないのかも分かりません。

講師:頂点のx座標はいくつかな?

生徒:2です。だから最小値は1だと思いました。

講師:今回はxが動けるのは0から1までだね。x=2は、その範囲に入るかな?

この場合、頂点の読み取りはできています。一方で、「頂点で最小になる」という知識を使う前に、定義域を確かめる判断が抜けています。

この関数は0≦x≦1では減少し、最小値はx=1のときの2です。次は定義域を変えた類題で、頂点と範囲を照らし合わせられるかを確認します。

「二次関数を最初から全部見直す」以外の選択肢が見えてきます。短い対話で確認するのは、復習する場所を具体的にするためです。

次の映像授業から変えたい3つの行動

1.一区切り見たら、同じ範囲の一問を解く

講座を何本も進めてからまとめて復習するのではなく、一つの内容を学んだところで自力で確かめます。まずは解説を閉じ、最初の一行から書いてみてください。

2.解けなかった答案を、きれいに直す前に残す

途中式、描いた図、選択肢に付けた印には、迷った経緯が残っています。答えを写して整える前に、写真やメモで残しておきましょう。

「ここで止まりました」「解説のこの行から分かりません」の一言で構いません。白紙なら、「最初の方針が立ちませんでした」と伝えられます。

3.説明を聞いたあと、別の問題で確かめる

解説を理解したら、条件の近い類題に取り組みます。「前と同じ答えを出せたか」ではなく、「今回も自分で方法を選べたか」を見てください。

映像授業を続けるか or 個別指導を併用するか

映像授業は、時間を選んで視聴したり、必要な説明を見返したりできる学び方です。質問対応や学習管理が付いているサービスもあります。

まずは、今の受講環境で使える支援を確かめましょう。成績が伸びないからといって、すぐにすべての講座を替える必要はありません。

今の学習を改善して続ける

  • 視聴後に演習する時間を作れる。
  • 今の質問対応で疑問を解消できる。
  • 類題で、自力でできることが増えている。

答案を個別に見てもらうことを検討する

  • 何度見直しても同じところで止まる。
  • 質問をまとめられず、疑問が残る。
  • 戻る単元や練習する内容を決められない。

個別指導を足す場合も、新しい教材を大量に増やすことが目的ではありません。映像で学ぶ範囲、個別で確認する疑問、自宅で解く問題を分け、復習まで回る量に調整します。

PingPointでは、画面越しに「考えた過程」を確かめます

PingPointは、大学受験に対応する完全1対1の双方向オンライン個別指導塾です。リアルタイムの対話で理解を確かめ、現在の学力と目標に合わせて指導内容を考えます。

映像授業との併用を検討している方は、今使っている教材と、解けなかった答案についてご相談ください。どの部分を個別指導で補うかを整理します。

  • 授業前:宿題や復習で分からなかった内容を、LINEなどで共有する。
  • 授業中:答案と対話をもとに、条件の読み取りや解法の選び方を確かめる。
  • 説明後:生徒自身が問題に取り組み、何を補う必要があるかを確認する。

担当講師は固定です。前回つまずいた内容も踏まえて指導します。授業外の質問も受け付けており、家庭学習への支援をさらに厚くしたい場合は、別料金の自宅学習サポートをご相談いただけます。

オンラインで答案をどう扱うかは、オンライン個別指導で数学は伝わる?途中式・質問・復習の実際で詳しく紹介しています。

映像授業と個別指導についての疑問

Q. 動画を何回見れば、解けるようになりますか?

A. 視聴回数だけでは決まりません。見直す場合も、分からなかった説明を確認する目的を持ち、その後に自力で解いて確かめます。何度見ても止まる場合は、前提知識や方法を選ぶ判断まで確認しましょう。

Q. 映像授業の塾を辞めず、苦手科目だけ相談できますか?

A. PingPointでは、他塾との併用や1科目からの受講をご相談いただけます。詳しくは苦手な1科目だけをオンライン個別指導で補う方法をご覧ください。今の学習と重複しない役割分担を考えます。

Q. 人と話すのが苦手でも、双方向の授業は受けられますか?

A. 最初から長く説明する必要はありません。答案を共有し、短い質問に答えるところから進められます。ただし話しやすさには相性があるため、体験授業で実際のやり取りを確かめてください。

次に見たいのは、受講履歴より一枚の答案です

何本も授業を見てきたのに結果が出ないと、それまでの努力まで無駄に感じてしまうかもしれません。でも、学んだ知識がないのか、使うところで止まっているのかは、確かめてみないと分かりません。

自力で解く。止まったところを残す。原因に合わせて練習する。まずは、この流れを一問から始めてみてください。

「見れば分かるのに解けない」を、そのまま相談できます。

PingPointでは、1回60分の無料体験授業を受け付けています。学年・科目・現在使っている教材と、困っていることをお知らせください。

「どこが分からないか説明できません」でも構いません。途中までの答案や手が止まった問題があれば、体験で扱えるかご相談ください。全国からオンラインで受講できます。

映像授業後のつまずきを相談する

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