2026.08.12 UPDATED PingPoint
SIMULATION
文系に進むと、
いくらかかるのか
実際の学費データで、卒業までの負担を試算します。理系との差、下宿するかどうかの差もあわせて。
「文系だから、まあ理系よりは安いだろう」
そう考えているご家庭は多いと思います。実際そのとおりなのですが、安いといっても4年間で500万円前後です。決して小さな額ではありません。
そして、学費よりも大きな差を生む要素が別にあります。順に数字を見ていきましょう。
STEP 01
4年間の学費
まず国立から。
国立大学(全学部共通)
約242万円
入学金282,000円、授業料535,800円が国の省令で定められています。文学部でも法学部でも同額です。
次に私立です。
早稲田大学 教育学部(文系)
約501万円
早稲田で最も学費が低い学部です。初年度納入金は約125万円。
慶應義塾大学 文学部
約501万円
慶應でも最安の学部。初年度納入金は約140万円です。
青山学院大学 文学部 英米文学科
約524万円
2027年度入学生で5,242,800円。諸会費を含んだ実額です。
青山学院大学 社会情報学部
約591万円
同じ大学でも、データ系の学部はやや高くなります。文学部より67万円高い設定です。
私立文系はおおむね4年で500万円台に収まります。国立との差は約260万円です。
なお、これは学納金のみの数字です。教科書代、サークル費、ゼミの合宿費などは含まれていません。
STEP 02
理系とはどのくらい違うのか
同じ大学の中で比べると分かりやすくなります。青山学院大学は学部ごとの学費を公開しているので、そのまま並べてみます。
文学部(英米文学科) 5,242,800円
経営学部 5,414,000円
社会情報学部 5,910,000円
理工学部 7,322,000円
文学部と理工学部の差は約208万円。実験や実習の設備費が上乗せされるためです。
加えて、理系には別の事情もあります。理工系では修士課程まで進む学生が多く、その場合はさらに2年分の学費がかかります。私立なら約280万円の追加です。
文系は学部4年で就職する割合が高いので、この点でも負担は軽くなります。大学院まで含めて比べると、文理の差は400万円を超えることもあります。
STEP 03
下宿するかどうかで変わる額
ここが本題です。実は、文理の差より下宿の有無のほうがはるかに大きな金額になります。
地方から東京の大学に進む場合の目安を出します。
家賃 月7万円から10万円(23区内のワンルーム)
食費・光熱費・通信費 月7万円から9万円
その他の生活費 月2万円から3万円
初期費用(敷金・礼金・家具家電・引越) 50万円から70万円
月あたり16万円から22万円 → 4年間でおよそ820万円から1,110万円
これに帰省の交通費が加わります。
つまり、下宿すると学費より生活費のほうが高くつきます。私立文系の学費が約500万円なのに対し、生活費は900万円前後。合計で1,400万円を超える計算です。
一方、自宅から国公立に通えるなら242万円。同じ「文系4年」でも、条件次第で1,000万円以上の差が生まれます。学費表だけを見比べても、実際の負担は見えてきません。
STEP 04
受験の1か月で消える額
入試の段階でもまとまった出費があります。
私立の受験料は1学部あたり35,000円前後。文系は併願先が多くなりやすく、8学部受ければ28万円になります。共通テストの受験料、国公立の二次出願料も別に必要です。
地方から東京の大学を受ける場合は、交通費と宿泊費が加わります。日程が分散すると複数回の往復が発生します。
そして私立に合格して国公立の発表を待つ場合、私立の入学金を先に納める必要があります。これは戻ってきません。20万円から28万円程度です。
STEP 05
受験勉強にかける費用
塾や予備校の費用は形態によって大きく変わります。
大手予備校
年間70万円前後から。講習費が別途かかります
通塾型の個別指導
科目数と回数によりますが、年間50万円から150万円程度
全日管理型・寮制
難関大向けのものでは年間700万円を超え、1,000万円規模になる例もあります
注意していただきたいのが、提示額と実際の支払額が一致しないことです。入学金、季節講習、直前講習、追加コマ、教材費、模試代。こうしたものが後から積み上がります。
問い合わせの際は「入塾から受験終了までの総額はいくらになりますか」と聞いてみてください。即答できるかどうかで、その塾の姿勢がかなり分かります。
OUR TUITION
PingPointの料金
1コマ2時間、月4回。教科ごとに選べます。
高校1年生〜3年生 各教科 19,000円/月
中学1年生〜3年生 各教科 18,000円/月
入塾金 30,000円(初回のみ)
文系志望の方によくある構成で計算してみます。
英語のみ
月19,000円 → 年間228,000円
英語+国語
月38,000円 → 年間456,000円
英語+国語+社会
月57,000円 → 年間684,000円
私大文系の3科目をすべて個別指導で受けても、年間70万円を切ります。1科目だけなら年23万円ほどです。
この水準を実現できているのは、当塾がオンライン専門だからです。校舎の維持費がかからない分を、そのまま授業料に反映しています。先ほど触れた全日管理型のような形態と比べると、桁がひとつ違います。
オンラインには金額以外の利点もあります。通塾の時間がゼロになることです。片道30分の通塾を週2回続ければ、年間で50時間近くになります。その時間をそのまま演習に回せます。
また、住んでいる場所に左右されません。近隣に志望校帯に対応できる塾がない地域の方も、同じ条件で受講できます。
よくいただく質問
文系は理系よりどのくらい安いのですか
同じ大学で比べると、青山学院大学の場合は文学部と理工学部で約208万円の差がありました。理系は修士まで進む割合が高いため、そこまで含めると差はさらに広がります。
国公立と私立文系ではどのくらい違いますか
国立が約242万円、私立文系が500万円台ですので、260万円前後の差です。ただし地方の国公立に進んで下宿する場合は、生活費で逆転することもあります。
自宅から通えるかどうかで、どれだけ変わりますか
東京で下宿すると4年間で820万円から1,110万円かかります。学費の差を大きく上回る金額です。志望校を検討される際は、通学可能かどうかも必ず金額に換算して比べてください。
1教科だけ受講できますか
できます。教科ごとの料金設定ですので、英語だけ、国語だけという受講が可能です。通われている塾や学校の学習はそのまま続けていただけます。
オンラインだけで力がつきますか
形式より、担当が固定されているか、授業外の学習まで見てもらえるかのほうが結果を左右します。当塾は1コマ2時間と長めに設定しており、解説を聞くだけでなく実際に解く時間を授業内に確保しています。まずは体験でご確認ください。
数字を並べてきましたが、押さえていただきたいのは3点です。
私立文系は4年で500万円台。国立との差は約260万円。
同じ大学の理系との差は約208万円。
そして下宿するかどうかで、それらを上回る800万円以上の差。
ご家庭が支えられる範囲を先に決めて、志望校はそこから逆算する。この順番で考えるのが現実的だと思います。
PingPointは、小学生・中学生・高校生を対象としたオンライン個別指導塾です。1コマ2時間の授業を教科ごとに選択でき、大学受験対策にも対応しています。オンライン専門のため、通塾時間をかけずに全国どこからでも受講いただけます。
本記事の学費は各大学が公表している2026年度から2027年度の情報にもとづきます。生活費は東京23区での目安です。金額は毎年変わりますので、進学先の検討にあたっては必ず各大学の公式発表をご確認ください。
2026年8月12日 公開/2026年8月12日 更新
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