「勉強はしているのに、成績が動かない」。この状態には、実はいくつかの決まった型があります。そして型が違えば、打ち手も違います。単語帳を増やすべき人と、答案の書き方を直すべき人と、図を描く習慣から入れ直すべき人は、同じ「伸び悩み」でもやることが正反対です。
このページでは、16個のチェック項目で自分の伸び悩みタイプを特定できます。やり方は簡単で、4つのブロックそれぞれで、当てはまる項目を数えるだけ。2個以上ついたブロックが、あなたの勉強が止まっている場所です。複数のブロックに該当しても構いません。むしろそれが普通です。
タイプ1:答案タイプ——数学が止まっている人
□ 解説を読めば理解できるのに、自力では解けない
□ 途中の計算を頭の中で済ませて、紙に書かない
□ 模試や実力テストになると急に点が取れない
□ 同じような場所で、同じようなミスを繰り返している
2個以上当てはまるなら、原因は理解力ではなく、答案に染みついた自己流の可能性が高いです。計算の省略や我流の書き方は、演習量を増やすほど強化されます。必要なのは問題集の追加ではなく、答案そのものの矯正です。
対処法を読む:数学講師インタビュー「伸び悩みの正体は自己流」 →
タイプ2:手順タイプ——物理が止まっている人
□ 図を描かずに、いきなり式から書き始める
□ 典型問題は解けるが、初見の問題で手が止まる
□ 公式は覚えているのに、どれを使うか選べない
□ 力学はできたのに、電磁気に入ってから崩れた
2個以上なら、物理を「センスの科目」だと誤解したまま、解く手順が崩れているタイプです。状況を図にする、量を書き出す、法則を選ぶ。この順番が入れば、物理は誰でもできるようになる科目です。
対処法を読む:物理講師インタビュー「答えが合っていても図を描き直させる理由」 →
タイプ3:音タイプ——英語が止まっている人
□ 単語帳はやり込んだのに、長文が読めない
□ 長文はいつも時間切れで、読み返してばかりいる
□ リスニングが、何度聞いても聞き取れない
□ 英語の勉強で、声を出すことがほとんどない
2個以上なら、勉強が目だけで完結しているタイプです。英語は言語なので、聞く・話すを欠いた勉強はどこかで必ず止まります。足りないのは単語帳の3冊目ではなく、耳と口を使う工程です。
対処法を読む:英語講師インタビュー「英語力は耳で決まる」 →
タイプ4:構造タイプ——勉強のやり方ごと止まっている人
□ 勉強はほぼ独学か、映像授業の視聴だけで完結している
□ 自分の答案や音読を、人に見せる機会が月に一度もない
□ バツの理由を「ケアレスミス」で片付けることが多い
□ 勉強時間は明らかに増えたのに、成績が動いていない
2個以上なら、科目の問題以前に、勉強が独りで完結していて癖を指摘する人がいない構造そのものが原因です。このタイプは、どの科目のテコ入れよりも先に、仕組みを変えることが効きます。
すべてのタイプに共通する、たったひとつのこと
4つのタイプに共通しているのは、原因が本人には見えない場所にあることです。答案の癖も、図の欠落も、間違った音も、自分にとっては当たり前の風景なので、チェックリストで心当たりに気づけても、具体的にどこがどうずれているかまでは自分では特定できません。だからこそ、どのタイプであっても最初の一歩は同じです。自分の答案や音読を、一度誰かに見てもらうこと。そこから全部が始まります。
なお、当塾PingPointの体験授業は、事前に「やってほしいこと」を伝えていただければその内容で行います。この診断で2個以上ついたブロックを、そのまま伝えてもらえれば大丈夫です。講師がどう選ばれているかは講師紹介ページを、塾を比較する段階の方はオンライン塾の選び方をどうぞ。
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