2026.09.01 PingPoint
青山学院大学 理工学部 B方式とは
個別学部日程B方式の配点は英語100・数学200・理科200の計500点。数学と理科がそれぞれ英語の2倍という構成で、英語の比重は全体の20パーセントにとどまります。
英語が苦手で数学・理科が得意な受験生にとって、MARCH理系で最も有利になりうる方式です。
理系だから文系科目の英語が足を引っ張る。この悩みを抱える受験生は多いと思います。
数学は解ける。物理も化学も手応えがある。それなのに模試の総合偏差値が上がらない。英語で30点、40点と失っているからです。
そういう受験生に、当塾が必ず紹介する方式があります。このような方式はMARCHレベルではこの試験だけです。
同じ大学で配点が3種類
青山学院大学の理工学部には、独自試験を課す方式が3つあります。同じ学部なのに、配点がまったく違います。
| 方式 | 英語 | 数学 | 理科 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 全学部日程 | 150 | 150 | 100 | 400 |
| 個別A方式 | 150 | 150 | 150 | 450 |
| 個別B方式 | 100 | 200 | 200 | 500 |
全学部日程では英語150点、B方式では100点。同じ学部を受けるのに、英語の重みが1.5倍変わります。
そして理科は100点から200点へ、2倍です。得意科目が何かによって、選ぶべき方式が変わるということになります。
40点の差が生まれる
具体的に計算してみます。
英語が5割、数学が8割、理科が8割という受験生を想定します。理系で英語が苦手な生徒には、よくある得点構成です。
全学部日程 英75+数120+理80=275点/400点(68.8%)
個別A方式 英75+数120+理120=315点/450点(70.0%)
個別B方式 英50+数160+理160=370点/500点(74.0%)
得点率で5ポイント以上の差がつきました。同じ実力、同じ大学、同じ学部です。違うのは方式だけ。
逆に英語が得意で理科が苦手な受験生なら、全学部日程のほうが有利になります。自分の得点構成を計算してから方式を選ぶ。これだけで合格の可能性が変わります。
MARCH理系で最も英語が軽い
B方式の英語100点という配点は、MARCH理系のなかでも際立っています。
多くの大学では、英語・数学・理科が同程度か、英語がやや重い設定です。英語の比重が20パーセントまで下がる方式は、そう多くありません。
つまりB方式は、理系科目で勝負したい受験生のために用意されているような配点だと言えます。
ただし当然ながら、同じことを考える受験生が集まります。数学と理科で高得点を取れなければ、この方式の恩恵は受けられません。
A方式とB方式は併願できる
見落とされやすい点があります。
個別A方式とB方式は試験日が異なるため、両方に出願できます。全学部日程も含めれば、同じ学科に3回挑戦できるということです。
全学部日程 2月上旬。英語と数学が重い
個別A方式 2月中旬。3科目均等
個別B方式 A方式の翌日前後。数学と理科が重い
A方式とB方式は連日になることが多く、対策の内容もほぼ共通です。出題範囲は同じなので、追加の準備をほとんどせずに受験機会を1つ増やせます。
受験料は必要ですが、同じ勉強で2回挑戦できるという意味では効率のよい併願です。日程は年度により変わるので、必ず募集要項で確認してください。
学科によって理科の指定がある
出願前に必ず確認していただきたい点です。
理工学部は学科によって、選択できる理科の科目が決まっています。物理科学科は物理、化学・生命科学科は化学が必須といった指定です。
学科によっては情報Ⅰを選択できる場合もあり、配点比率も学科ごとに異なります。「理工学部B方式」で一括りにせず、志望学科の要項を見てください。
また入学後の授業は数学Ⅲの履修を前提としています。数Ⅲが仕上がっていることは、どの方式でも前提条件です。
B方式で勝つための配分
英語100点、数学200点、理科200点。この配点から逆算すると、9月以降の勉強配分が決まります。
数学 40パーセント
最大の得点源です。記述式中心で、解答プロセスの正確性が問われます。答えだけ合っていても点になりません。
理科 40パーセント
数学と同じ配点です。ここを軽視する受験生が多いのですが、200点は無視できません。1科目に集中して仕上げてください。
英語 20パーセント
捨てるという意味ではありません。5割から6割を安定して取れれば十分です。そこから先を伸ばす時間は、数学と理科に回してください。
この配分が、当塾の指導と噛み合う理由でもあります。
当塾は1教科からの受講が可能です。英語は現状維持でよく、数学と理科に集中したい。そういう配分が、そのまま実行できます。全科目のパッケージを買う必要がありません。
記述式への対応
青学理工の独自試験は、記述式が中心です。マーク式に慣れた受験生ほど、ここで崩れます。
数学では、答えに至る過程が採点対象になります。方針が正しくても書き方が不十分なら減点されますし、逆に完答できなくても部分点が取れます。
この感覚は、自分で問題集を解いているだけでは身につきません。書いた答案を第三者に見てもらう工程が必要です。
当塾が1コマ2時間としているのは、授業のなかで実際に解いてもらう時間を確保するためです。解説を聞くだけでは、どこで論理が飛んでいるかを講師が把握できません。
よくある質問
B方式って英語やらなくていいの?
捨てていいという意味ではありません。100点分は確実にあります。ただし5割から6割を安定して取れれば、あとは数学と理科で勝負できる配点です。英語を8割に上げる時間があるなら、数学に回すほうが総合点は上がります。
A方式とB方式、どっちを受けるべき?
試験日が異なるので、両方受けられます。対策の内容もほぼ共通なので、追加の準備はほとんど必要ありません。得点構成で有利なほうを本命に据え、もう一方も押さえておくのが現実的です。
B方式のほうが倍率高いんじゃない?
年度と学科によって変動します。ただし倍率だけで判断すべきではありません。自分の得点構成でどちらが高い得点率になるかを計算してから決めてください。倍率が高くても、相性がよければ通ります。
理科は何を選べばいい?
学科によって指定があります。物理科学科は物理、化学・生命科学科は化学が必須です。学科によっては情報Ⅰを選べる場合もあります。志望学科の募集要項を必ず確認してください。
9月から間に合う?
数学と理科の完成度次第です。数Ⅲが一巡していれば可能性は十分あります。B方式は英語の比重が低いため、英語の仕上げに時間を取られないぶん、理系科目に集中できるという利点があります。
数学だけ、理科だけ習うことはできる?
当塾は1教科からの受講が可能です。B方式のように配点が偏っている方式を狙うなら、配点の大きい科目に絞るという選択は合理的です。通っている塾との併用もできます。
青山学院大学の理工学部は、方式によって配点が大きく変わります。
英語が苦手でも、数学と理科で戦える。B方式はそういう設計になっています。
まずは自分の得点構成で、3つの方式それぞれの得点率を計算してみてください。数字を出せば、どこを狙うべきかが見えてきます。
配点から逆算した指導をします
当塾は1教科からの受講が可能です。B方式のように配点が偏っている方式を狙うなら、数学と理科に絞るという選択ができます。英語は現状維持のまま、理系科目に集中する形も組めます。
難関大学への合格実績を積み上げてきたakamon lab の講師監修のもと、厳選された同塾の卒業生が指導にあたります。自分自身が受験を経験した講師が、記述答案の書き方まで見ます。
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本記事の配点は2027年度入試の公表情報にもとづきます。配点比率は学科により異なる場合があり、入試方式・日程は変更されることがあります。出願にあたっては必ず青山学院大学の入学者選抜要項および学生募集要項をご確認ください。
2026年9月1日 公開
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