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Ping Point 記事

文系と理系の違い やっぱり理系は大変?
2024.04.25

高校生のみなさんにとって、文系コースと理系コースの選択は、将来の進路に大きな影響を与える重要な決定です。そのため、悩んだり迷ったりすることは自然なことですね。

もしも理系が少しでも気になっているなら、ぜひこの記事を読んでみてください。高校での理系科目の勉強から大学入学後、将来の仕事まで、幅広く解説しています。

理系教科は難しいって本当?

理系教科が難しいと感じるのは、なぜでしょうか?筆者の考える理系教科の難しさの理由を、3つに分けて紹介します。

  1. 単純に問題文の理解が難しい 理系教科の問題文は、国語とは異なります。その内容を理解するのが難しく、何度も読み直してもピンとこないこともあります。
  2. 問題解決のプロセスを考えなければならないこと 理系の問題解決には、問題文を理解した上で、解答までのプロセスを考える必要があります。一つ一つの問題が独立しておらず、学習の積み重ねが必要です。
  3. 文系の科目と比較して学習の積み重ねが必要なこと 数学や物理は、単元ごとに独立しているのではなく、これまでに学習した内容を生かしつつ、新しい知識を得て問題を解いていく必要があります。例えば社会科の歴史は縄文時代の歴史を知らないから江戸時代のことを覚えられないなんてことはありませんし国語も現代文がまだ勉強中だから古文漢文が理解できないなんてことはありません

理系のメリット

理系を選ぶメリットについても考えてみましょう。

  1. 文転しやすい 理系コースから文系の大学を受験することが比較的容易です。逆に、文系から理系への転換は難しい場合があります。どちらかまだ悩んでいる学生は理系をとりあえず選択するのもいいかもしれません。
  2. 就職先の選択肢が豊富 理系の学びは、他の分野でも生かせることがあります。例えば、金融業界なども理系の知識を求めることがあります。

理系のデメリット

一方で、理系を選ぶことにはデメリットもあります。

  1. 授業の予習復習が大変 特に数学は、予習と復習が欠かせません。授業についていくためには、事前の勉強が必要です。
  2. 大学生活が忙しい 実験や研究などの活動が加わり、大学生活が忙しくなりがちです。いわゆる華々しい生活を送る文系大学生のような生活は送れません。
  3. 授業についていくだけでたいへん 高校以上に難しい授業内容があり、ついていけなくなることもあります。理系は文系と違い留年率も高く大学によっては5~7割ほど留年します。

文系コースと理系コースの選択は、将来の進路に大きく影響します。将来の仕事や興味関心から考えるのが一番ですが、理系の学び方や将来の展望についても考慮してみてください。自分に合った選択をすることで、充実した高校生活や大学生活を送ることができます。