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2024年大学入学共通テスト集計発表

2024年大学入学共通テスト集計発表:英語リーディングが課題

2024年の大学入学共通テストの中間集計が発表され、平均点は全体的に昨年と比べて高めの結果となりました。しかし、難関校志望の生徒たちにとっての試練は英語のリーディングでした。この点に関して、駿台・ベネッセと河合塾では評価が分かれており、受験生たちにとって注目すべきポイントとなっています。

英語リーディング:平均点53.28点で昨年比0.53点低下

受験生たちにとって最大の難関だったのが、英語のリーディングでした。平均点は昨年を0.53点下回る53.28点と、厳しい結果となりました。特に文章が長く、処理しなければならない情報量が多かったため、多くの受験生が苦労したようです。ある都立高校の進路指導担当教諭によれば、「クラスの半数ぐらいは、どんよりというか、振るわなかったという空気でした」とのことです。

英語全体の見方:リスニングの光明

一方で、リスニングの平均点は昨年を6点以上上回る68.50点となり、「英語全体としては昨年並みだろう」との見方も出ています。受験生からは「とんでもなく長い文章で難しかった」「処理しきれなかった」との声が上がっており、普段から得意な生徒でも苦労があったようです。

国語の向上と難易度評価の相違

一方で、国語の平均点は昨年より10点ほど上がり、解きやすい問題が多かったとされています。ただし、難易度に関しては駿台・ベネッセは「やや易化」と評価し、河合塾は「昨年並み」としており、評価が分かれています。

難易度総括:駿台・ベネッセは「やや易化」、河合塾は「昨年並み」

大学入学共通テストの難易度に関しては、駿台・ベネッセが「やや易化」と評価している一方で、河合塾は「昨年並み」としています。この相違が、受験生たちの今後の進学戦略に影響を与える可能性があります。難関校志望の生徒たちは、今後の出願戦略を見直す必要がありそうです。