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早稲田大学の志願者減少、背景と今後の動向
2024.04.14 |大学受験,

「早稲田大学の志願者減少、背景と今後の動向」

早稲田大学といえば、日本の私立大学の中でもトップクラスの難関校として知られています。しかし、最近ではその志願者数の減少が話題となっています。特に2024年度の一般選抜では、1972年以来維持してきた10万人台の志願者数がついに9万人台を下回り、8万9420人となりました。また、一般選抜志願者数ランキングでは6位にまで落ち込んでいます。

志願者減少の背景

この志願者減少の背景には、早稲田大学が21年度から導入した新しい入試方式があると考えられます。この新しい入試方式は、共通テストと大学独自の記述試験を組み合わせた「国立型」のもので、難関国立大学を志望する受験生を取り込むために導入されたと言われています。これにより、3教科で入試に臨みたい私立大学専願者が抜けてしまったことが志願者減少の一因とされています。

優秀な学生の獲得を重視

志願者数の減少は受験料収入の減少につながりますが、早稲田大学はそれよりも優秀な学生の獲得を重視しているようです。国立大学型の入試方式を導入することで、志願者数の減少はあるものの、より優秀な学生を選抜できると考えているのでしょう。今後、早稲田大学がどのような戦略をとっていくのか注目されます。

今後の動向

早稲田大学の志願者減少は、大学の入試制度の変更によるものと考えられます。これからも早稲田大学は難関国立大学を志望する受験生をターゲットに、優秀な学生を獲得するための戦略を続けるでしょう。一方で、私立大学専願者の減少が続くと、大学全体の受験者層にも変化が現れる可能性があります。

早稲田大学の今後の動向は、日本の大学入試制度全体に影響を与える可能性があるため、引き続き注目していく必要があります。