top-banner top-banner

< ブログ > 中高生向けオンライン個別指導塾 PingPoint 東京都東北沢駅徒歩 1 分

Ping Point 記事

受験範囲の実務経験のある親なら受験勉強を正しく教えられるのか

皆様こんにちは!Ping Point 大学受験対策記事をご覧くださいましてありがとうございます。
本日は受験範囲の実務経験のある親なら受験勉強を正しく教えられるのかについて解説をしてきます。
是非ご一読いただけると幸いです。それでは始めます。

 

少しわかりにくいかもしれませんが要するにこういうことです。

【実務的に電気回路を使っているからと言って大学受験の電気の分野が解けるとは限らない】

大学受験でハイレベル大学を狙う学生というのは親御様も勉学に精通している場合が多くなかでも日本が世界においても強さを誇るエレクトロニクス分野に関わる企業に努めているといった方も少なくありません。

そういった方は自分が大学受験を子供に教えるということをしたがるのですが実際には少し弊害があります。

少し掘り下げてみてみましょう。

実務的な電気回路分野と大学受験の電気回路分野は、目的とアプローチが異なるため、コツや重点が異なることがあります。以下に、それぞれの違いを簡潔にまとめてみました。

  1. 目的:
    • 大学受験: 受験生は基本的な電気回路の理論や法則を理解し、問題解決能力を評価されることが主です。受験対策としては、公式や定理の暗記、基本的な問題の解き方の習得が重要となります。
    • 実務: 実際の業務では、理論だけでなく、応用力や実際のハードウェアとのインタフェース、デバッグスキルなどが求められます。また、特定の技術やツールに関する深い知識が必要となる場面も多いです。
  2. アプローチ:
    • 大学受験: 問題の解き方のパターンを覚え、多くの練習問題を解くことでスピードや正確性を上げることが重要です。
    • 実務: 実際の問題や課題に対するソリューションを考え、実装やテストを行います。また、実際の機器や回路に対しての知識や経験が必要とされることが多いです。
  3. 重要なスキル:
    • 大学受験: 定理や公式の理解、計算スキル、問題の速解き能力などが求められます。
    • 実務: 設計スキル、実装スキル、トラブルシューティング能力、コミュニケーション能力などが求められます。

これらの違いを踏まえて、学習や対策を行う際には、目的や状況に応じてアプローチを選ぶことが大切です。大学受験の勉強は基本的な理解を深めるためのステップとして非常に重要ですが、実務においてはさらに幅広いスキルや知識が必要とされることを理解することが重要です。

 

実務で電気回路を扱っているからと言って、大学受験の電気の問題が必ずしも解けるとは限りません。その理由にはいくつかの要因が考えられます:

  1. 問題の形式:
    • 大学受験の問題は、定められた理論や公式を用いて短時間で解答を導くことを求められることが多いです。特定の解き方や公式の暗記、速解きのテクニックが求められる場面もあります。
    • 実務の問題は、実際の現場や状況に応じて、柔軟に解を見つける能力が必要です。時間制限が厳しくない場合も多いです。
  2. 知識の深さと幅:
    • 大学受験では、カリキュラムに基づく基本的な知識の習得が中心です。
    • 実務では、特定の分野や応用技術に関する深い知識や経験が必要になることがあります。一方で、受験の際に必要とされるような基本的な知識や公式を日常的に使用しない場合、その知識が鈍っている可能性もあります。
  3. トレーニングと経験:
    • 受験対策としての学習は、特定の問題形式や範囲に焦点を絞ったトレーニングが主です。
    • 実務の経験は、具体的なプロジェクトやタスクに基づいてスキルや知識が培われます。この経験が受験の形式に直接役立つとは限りません。

実際に受験問題を解けるかどうかは、その人の学びの背景や経験、そして最近のトレーニング状況に依存します。実務経験者であっても、受験対策としての特定の学習やトレーニングをしていない場合、受験の問題には苦戦することも考えられます。

つまり

受験には受験の高等テクニックが必要になる

のです

むしろ半端な知識をもって大学受験の問題を教えようとすると本来の解き方から逸脱してしまいかえって受験においてはマイナスになることさえあるのです。

まさに餅は餅屋というところでしょうか。


ご興味をお持ちいただいた方は下記のリンクよりお気軽にご相談ください。
Ping Pointオンライン大学受験予備校の個別指導では受験のプロが大学受験に特化して指導を行って参ります。

無料の体験授業も実施しております。
ご連絡お待ちしております。

お問い合わせ