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勉強中に音楽を聴いても大丈夫?その影響とは

皆様こんにちは!Ping Point 大学受験対策記事をご覧くださいましてありがとうございます。
本日は勉強中に音楽を聴いても大丈夫?その影響とはについて解説をしてきます。
是非ご一読いただけると幸いです。今日もよろしくお願いします。

 

まずは簡単に勉強しながら音楽を聴くことのメリットとデメリットについて詳しく掘り下げてみたいと思います。

メリット

  1. 気分向上: バックグラウンドミュージックは、退屈なタスクをより楽しく、興味深いものに変えることができます。音楽は心地よい雰囲気を作り出し、一部の人々にとっては学習体験をよりポジティブなものにします。
  2. 集中力の向上: 音楽、特にリラクゼーション効果のあるもの(例えば、クラシック音楽)は、一部の人々にとっては集中力を高める可能性があります。このことは一部の研究でも示されています。
  3. ストレス軽減: 音楽はストレスを軽減し、心地よいリラクゼーションの状態を引き起こすことができます。これは特に試験やデッドラインに向けての学習など、プレッシャーが高い状況で有効です。

デメリット

  1. 注意力の散漫: 音楽は注意力を散漫にする可能性があります。特に歌詞を含む音楽や、高音量の音楽は、学習タスクへの集中を妨げる可能性があります。
  2. 認知的負荷: 音楽と学習タスクを同時に処理することは、脳に追加的な負荷をかける可能性があります。これは特に新しい情報を学ぶ、あるいは複雑な問題を解くといった認知的に要求の高いタスクの場合に顕著です。
  3. 個々の違い: 音楽が学習に与える影響は個々の状況と個人の嗜好に大きく依存します。そのため、一部の人々にとっては音楽が有害な影響を及ぼす可能性もあります。

 

つまりは歌詞のないBGMは勉強にとってプラスの効果が高く見込まれます

がいわゆる流行りの曲など歌詞付きの歌は脳がそちらの処理に使われてしまうため余りよくないということです

この状態では勉強できません

 

 

次は脳科学的な観点も含め深堀してみましょう。

 

脳科学的な観点から見ると、音楽と学習の間には非常に複雑な相互作用が存在します。これには、脳の異なる部分の活動と、脳が情報を処理するための方法が含まれます。

  1. 二重課題効果: 脳が同時に二つの異なるタスクを行うとき、この二重課題効果は一般的にパフォーマンスを低下させます。これは、私たちの認知リソースが有限であるためです。したがって、例えば言語を理解するためのタスク(例えば、読書)と音楽(特に歌詞のあるもの)を同時に処理することは、互いに干渉し、両方のパフォーマンスを低下させる可能性があります。
  2. 音楽と記憶: 音楽は記憶に影響を与える可能性があります。特に、メロディやリズムは情報のチャンキングを助け、記憶を強化することが示されています。しかし、これは一般的に音楽と学習内容が関連している場合に限られます。逆に、音楽と学習内容が関連性を持たない場合、音楽は記憶の邪魔になる可能性もあります。
  3. 音楽と脳の感情中枢: 音楽は脳の報酬系を刺激し、感情的な反応を引き起こすことが知られています。このため、音楽は学習経験をよりポジティブなものにすることができ、これは長期記憶の形成に役立つ可能性があります。
  4. 音楽と集中力: バックグラウンド音楽が集中力を高め、特に単調なタスクに対する注意を維持するのに役立つ可能性があります。これは、音楽が脳の覚醒状態を高め、注意の分散を防ぐ効果があるからです。

 

聞きなれたBGM等であれば集中力を高めるのに一役買ってくれそうですね。

歌詞付きのJpopなどに聞き入るのはやめた方がいいでしょう。

ただ最終的には自身がどれくらい集中できる環境を作れるかということが大切ですので使えるものはうまく使い不要なものは切り離す取捨選択が迫られそうです。

 

お読みいただきありがとうございました!
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