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【中1中2保護者様必見】英語は中2で落ちぶれる理由と対策
2022.07.20 |中学, 出来ない, 点数, 英語,

今回は、「英語は中学2年から、成績が非常に落ちやすい」という話をしたいと思います。
また、その理由と対策をこの記事ではお話させていただきます。

 

よくお受けするご相談:「中2になって20~30点下がった」

 

中学生から本格的に学校の授業が始まる英語。
「中学1年では英語の学校のテストの成績は80点、90点にもかかわらず、中学2年になってから、急激に点数が落ち、学校のテストは50点となってしまいました。どうしたら良いでしょうか。」というような相談を、筆者は職業柄しばしばお受けいたします。
ほとんどの方の場合、理由は非常にシンプル。
中学2年、特に秋頃から、英文法の学習難易度・速度が急激に上がり、学生さん達は、対応できなくなってしまうからです。

 

中1英語の高得点は「英語が出来る」証明にならない

 

特に公立中学校か私立中学校かによっても変わりますが、英語という科目は、中学1年の時には、本当に簡単な内容しか、基本的には教えられません。
「flower」「red」等の、カタカナ英語として聞くような英単語を覚え、「I am A.」が「私はAです。」という意味、「He likes A.」が「彼はAが好きです。」という意味である事等を丸々覚えておけば、正直、簡単に学校のテストで満点をとれるような内容です。
これは恐らく、日本人にとって全く馴染みのない英語を、とりあえず簡単な内容だけを扱ってまずは馴染んでもらおうという、学校や文部科学省の優しい心遣いなのでしょう。
そのようにして、英語の授業は、英語の理解において本当に重要かつ、難しい知識は避けながら進んでいくのです。
英語の理解において重要な知識を避けながら進んでいるので、中1英語のテストで高得点を取れた事は、英語を出来る証明にも、今後英語の学習力が高まる要因にも、全くならないのです。

 

中2でツケが回ってくる

 

このように、中学1年で優しくしてもらったツケが回ってくるのが中学2年生なのです。
中学2年生では、英語の、基盤であり、最も重要かつ、定着が難しい知識を大量に学びます。
筆者の個人的感覚では、英語を初めて習う学生さんにとっては相当なハードルになるものだと感じています。
当校の授業でも、中学生の生徒の皆さんは、「ここの知識が定着しているのとしていないのとで、英語が楽しいかどうか、理解できるかどうかの世界が全く違う。」とおっしゃっています。
学校では、それほどの内容を、かなりの速度で、かつ1度のみの説明で学生の皆さんは定着させなければいけないので、相当難しいはずです。
かくいう筆者も、ここで躓いたおかげで、大学受験生として塾に通うようになるまで、英語の成績が低いままという超長期暗黒時代を過ごしました。
塾に通い始めた頃は教師の方を絶句させたのは懐かしい思い出です。

 

では、どう対策をすればよいのか

 

話が逸れてしまいすみません。
では、そのような中学2年の知識を定着させるためには、中学1年の時点でどのような対策を講じるべきなのかをご説明いたします。
結論、学校の先を越して、早めに中学1年の簡単な内容の理解は網羅し、中学2年の内容に早めにとりかかる事です。
これにより、じっくり中学2年生の難しい内容に取り組むことが出来ますし、範囲を一周さらった後に、苦手な範囲があれば復習を行い、知識を盤石にする事が可能です。
教材選びから進捗管理・弱点補強まで、自宅学習が行えるお子さんならご自身で進めてもよいとは思いますし、難しければ、塾に通うのも良いでしょう。
そして、中学2年の知識がしっかりと入っていると、その後の中学3年、高校受験、そして高校英語までが、本当に、非常に楽に学習・理解出来ます。
それほど中学2年の範囲は難しく、重要な知識なのです。

 

もちろん、中2で英語に挫折しても逆転は可能

 

もちろん、中2で英語に挫折したからといって、学習を追いつかせる事はもちろん、逆転も可能です。
ただし、周りがある程度一生懸命なペースで学習を行っているのに対して、こちらは追いかける立場になってしまいますので、より効率的な学習が必要でしょう。
そのため、塾や家庭教師などのプロの人間の指導の下、勉強を進めるのは必須だと考えます。
当塾でも、英語学習の全体観が見えている講師が、生徒1人1人の知識に合わせて指導を行っています。
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