< ブログ > 中高生向けオンライン個別指導塾 PingPoint 東京都東北沢駅徒歩 1 分
Ping Point 記事
理系の大学入試早慶と MARCHの求められる勉強量や質の差
2025.08.29
GMARCHに高い合格率 大学受験対策オンライン個別指導塾 Ping Point
理系の大学一般入試で、**早慶（早稲田・慶應）と MARCH（明治・青山学院・立教・中央・法政）**を目指す際、科目別に求められる勉強量や質には大きな違いがあります。。
📌 偏差値・学力レベルの違い
- MARCH合格者は模試偏差値が60台前半、
- 早慶合格者は60台後半～65前後が多くみられます。応用力の壁がこの差に反映されるといえます。
- 早慶では、思考力を問う設問や発展的な問題に対応する力が必須です。一方MARCHは、標準レベルの定着と正確性が合否ラインになります。
⏱️ 総勉強時間の比較
✔ MARCH 合格を目指す理系
- 高校3年間で 約3,000～3,400時間 が目安。
- 科目配分の目安（高3時）では、数学1日×2h＋理科1時間＋英語1.5時間が推奨
✔ 早慶 合格を目指す理系
- 明確な合計数値は少ないものの、MARCHより 約1.5倍以上の学習時間が必要との推測があり、4,000時間前後が準備目安となります。
- 質的な向上、応用演習、過去問演習の深さが加わるため、より多くの学習投資が求められます。
🔍 科目別：英語・数学・理科の差
【英語】
| 大学群 | 必要な力 | 学習時間目安 |
|---|---|---|
| MARCH | 長文読解＋語彙・文法の正確性 | 1日1.5時間（模試偏差値60台前半） |
| 早慶 | 読解速度・論理展開・英文精読力・英作文対策 | MARCHより高精度な学習、模試偏差値70以上目指す必要あり |
【数学】
| 大学群 | 求められる質 | 配分傾向 |
|---|---|---|
| MARCH | 教科書範囲＋標準問題の正確処理 | 1日2時間程度（ⅠA, ⅡB 各45分、Ⅲ 30分） |
| 早慶 | 難関応用・思考型設問への対応、発想力・スピードが要求される | MARCHの1.5倍以上の演習と難問対策 |
【理科（物理・化学）】
| 大学群 | 特徴 | 学習量 |
|---|---|---|
| MARCH | 標準的な理論理解＋定型計算問題対応 | 1日で物理1h＋化学1hなど計2時間程度 |
| 早慶 | 理論統合／データ解釈／グラフ問題／論述含む応用問題に対応する力 | 計算＋発展的設問対応含め、量も質もより高いレベルを求められる |
🧠 勉強の“質”の差にも注目
- MARCH対策では、「何を覚えるか」「定型解法をこなす」ことが成果に直結します。短期間集中でも合格は可能なケースも。
- 早慶では「どのように」解くのかの理解と再現性が鍵。過去問を通して出題構造に慣れ、部分点まで狙える答案構成力を鍛える必要があります。
🧩 比較早見表：英・数・理の差
| 科目 | MARCH必要時間・内容 | 早慶必要時間・内容 |
|---|---|---|
| 英語 | 1日1.5h（語彙・読解中心） | 高速読解＋英作文・論理展開力が必須 |
| 数学 | 1日2h（標準問題中心） | 応用問・発展問題まで対応、演習量1.5倍以上 |
| 理科 | 各1h 合計2h（基礎理解＋計算練習） | グラフ・論述・統合理解を含む深い対応力が必要 |
| 総合勉強量 | 約3,000〜3,400h | 約4,000h以上＋高濃度な反復と質の向上が不可欠 |
✅ まとめ：戦略的な差を理解して取り組む
- MARCHでは質よりまず量と定着、英語の比重が高い戦略が有効。模試偏差値60台前半で合格ライン。
- 早慶では量だけでなく「解法の構造・思考過程」まで鍛える必要があり、偏差値60台後半〜70以上が目標。
- 科目別の必要学習時間・方向性を理解し、志望校にあわせた演習計画と教材選定が成功のカギです。
志望校ごとの具体的な科目別勉強時間配分や、参考書・問題集の優先順位組み立てなど、お知りになりたい場合はお気軽にご相談ください。
