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物理か生物か? 高校1年生の進路選択

物理か生物か? 高校1年生の進路選択

高校1年生の皆さん、将来の進路を考える中で理科の選択に悩んでいることでしょう。特に、医学部受験を考える場合、物理か生物かどちらを選ぶべきかについて迷うことはよくあります。今回は、物理と生物の選択についてお話しし、進路選択の参考にしていただきたいと思います。

物理と生物、どちらが医学部受験に有利?

まず、皆さんが最も気になる疑問にお答えしましょう。医学部受験において、物理と生物、どちらが有利なのでしょうか?実は、どちらが常に有利と断言できることはありません。確かに特定の大学や特定の年度において、物理のほうが平均点が高かったり、生物のほうが平均点が高かったりすることはありますが、全体的な医学部受験において、どちらかが圧倒的に有利であるとは言えません。

大切なのは、自分の適性です。物理が向いているのか、それとも生物が向いているのか、その点が重要です。高校で「医学部受験なら物理を選択すべき」とアドバイスされることもあるかもしれませんが、一概にそうとは言えません。むしろ、大学入学後の進路を考える観点からすると、生物のほうが医学との関連性が高いと考えることもできます。

生物を選んだ場合のメリット

では、生物を選ぶ際のメリットについて見ていきましょう。

1. 基礎点が安定する

生物の問題には知識問題や典型題が多く含まれています。真剣に勉強すれば、ほとんどの試験で60点以上を確実に取ることができます。難しい問題を除けば、30点や40点を取ることはほとんどありません。生物を選んだ学生たちからは、「理科の時間になると少し安心する」という声が聞かれるほど、生物は安定して得点できる科目です。

2. 伸び悩みは起こりにくい

もし暗記が得意であれば、生物は高得点を狙いやすい科目です。基本的には暗記が必要ですが、それを克服すれば、得点が伸びやすいのも事実です。暗記が苦手でない限り、初心者でも比較的早く成果を感じることができ、モチベーションを維持しやすくなります。

3. 化学や英語にもプラスになる

生物を勉強することで、他の科目にもプラスの影響があります。生物は徐々に解けるようになる科目で、解答スピードが向上します。このスキルを生かせば、化学など他の科目への時間配分も改善できます。また、英語の長文読解にも役立ちます。生物の知識を持っていると、医学や生物学に関連する長文を読む際に、内容を予測しやすくなります。

ここまでが生物を選択した場合のメリットでした。次に、デメリットについても見ていきましょう。

生物を選んだ場合のデメリット

  1. 基礎点が取れないと勝負にならない: 生物では基礎点を取ることが非常に重要です。他の受験生が平均的に60点前後を取る中で、自分が50点しか取れない場合、競争相手に10点差をつけられてしまいます。
  2. 暗記量が多い: 生物には覚えるべきことが多い部分があります。ただし、ほとんどの暗記事項にはストーリーや理屈が含まれているため、暗記が苦手でなければそれほど厳しくはありません。ただし、覚えるべき事項は多いため、サボる癖がある人や暗記が苦手な人にとっては大変かもしれません。
  3. 勉強時間の確保が必須: 暗記や演習に時間を割かなければならないため、勉強時間の確保が必要です。高校1年生であれば、まだ時間を確保できる余裕があるでしょう。

まとめ

いずれにしても、物理と生物のどちらを選ぶにせよ、自分の適性や好みを尊重することが大切です。医学部受験は大学に進学するためのステップの一つに過ぎません。自分がどちらの科目で輝けるか、そして進学後のキャリアにどちらが最適かを考えて、進路を選んでいきましょう。物理か生物か、最終的にはあなた次第です。進路選択をサポートするために、専門予備校や指導教員のアドバイスを利用することもおすすめです。

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