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大学受験模試各予備校主催の模試の偏差値の違いとは?
2024.06.01

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模試の偏差値の違いとは?

模試の偏差値は「その模試を受けた人の中での自分の位置」を示しています。そのため、受験する模試によって偏差値が変わることがあります。例えば、ベネッセ進研模試で偏差値60だった受験生が、河合塾の全統模試を受けると偏差値が55になることも珍しくありません。さらに、駿台全国模試では偏差値50になることもあります。

このように、模試の偏差値が下がると「成績が下がった」と感じるかもしれませんが、これは「成績が下がった」わけではありません。模試の偏差値は「その模試を受けた人」の中での位置を示しているため、受験者の層が変われば偏差値も変わります。

河合塾主催の模試

河合塾の全統模試は、受験者数が多く、偏差値や合格可能性評価に信頼がおける模試といわれています。中堅大学から最難関大学を志望する幅広い層が受験しています。しかし、最難関大学を志望する場合は、全統模試だけでは不十分と感じることもあり、その場合は駿台模試や冠模試との併用が推奨されます。

駿台主催の模試

駿台には4種類の模試があります。駿台全国模試、駿台アドバンスト、駿台・ベネッセ模試、駿台atama+学力判定テストです。駿台全国模試は難関大学を志望する受験生におすすめですが、問題に癖があり、難易度が高いです。心配な場合は河合塾全統模試との併用が良いでしょう。駿台アドバンストは駿台とZ会の共同模試で、難易度は駿台全国模試より低めです。駿台・ベネッセ模試は基礎問題が多く、難易度はやさしめです。駿台atama+学力判定テストは基礎固めのためのテストです。冠模試は特に最難関大学を志望する場合におすすめです。

東進主催の模試

東進は冠模試が充実しており、高1~高3まで年間12大学のべ42回の『大学別模試』を開催しています。全国有名国公私大模試や共通テスト同日体験受験など、様々な模試があります。共通テスト同日体験受験は実際の共通テストに限りなく近い雰囲気が味わえますので、高1・高2生はぜひチャレンジしてみてください。

進研模試/ベネッセ総合学力テスト

進研模試はベネッセコーポレーションが実施し、原則として学校単位で申し込みます。母数は全国約45万人と最大規模で、試験の難易度は大手予備校主催の模試と比較すると低めです。そのため、偏差値が他の模試より高く出ることがあります。

模試を活用するポイント

模試は入試本番前の力試しの場です。入試問題の形式や出題傾向、問題を解く際の時間配分などを試せるため、受験の予行演習として最適です。模試によって受験者層が異なるため、偏差値も変わることを理解し、自分の成績を客観的に把握することが重要です。

受験生の皆さん、それぞれの模試の特徴を理解して、自分に合った模試を受けることで受験勉強を効率的に進めていきましょう。