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大学受験勉強、何から始めるべき?初期段階で差がつく学習戦略
2025.05.28

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大学受験勉強、何から始めるべき?初期段階で差がつく学習戦略

高校生になると「将来は大学で学びたい」「憧れのキャンパスライフを送りたい」と考える人は多いはずです。しかし、いざ受験を意識し始めると、「いつから」「何を」「どう始めるか」が分からず、戸惑ってしまう人も少なくありません。気づけば周囲よりもスタートが遅れ、焦りを感じてしまうというケースもあります。

本記事では、これから大学受験を目指す高校生やその保護者に向けて、受験勉強を始めるタイミング、効果的な勉強法、心構えなどを総合的にご紹介します。目標達成に向けた第一歩を、しっかりと踏み出しましょう。


受験勉強はいつ始めるのが理想?

一般的に、高校3年生から本格的に受験勉強を始める人が多いですが、それより前の準備がとても重要です。

高校2年の夏が分岐点

高校2年生の夏から受験を意識した学習をスタートすることで、志望校の出題傾向や入試制度の変化に対応する時間を確保できます。特に2021年度以降、大学入試改革により推薦型や総合型選抜でも学力を問われるようになり、単なる内申点対策だけでは不十分になりました。より早い段階で基礎学力を固めておく必要があります。

高校1年生から始めれば最強のアドバンテージに

もし高校1年生の段階から受験を見据えて計画的に学習を始められれば、それは大きな強みとなります。基礎から丁寧に積み重ねることができ、難関大学を目指すうえでも十分な準備期間を確保できます。まだ進路が明確でない場合でも、主要教科の学力を強化しておけば、選択肢の幅は広がります。


初期段階で意識したい3つの勉強ポイント

① 基礎固めに集中する

高校2年生までの段階では、まず基礎学力を徹底的に固めることが大切です。たとえば文系であれば英語と国語、理系であれば英語と数学が軸となります。受験で出題される応用問題は、基礎の延長線上にあるため、土台がぐらついていては対応できません。

参考書や問題集は多く手を出すのではなく、自分のレベルに合ったものを厳選して何度も繰り返すことが効果的です。

② 苦手科目から逃げない

苦手教科は後回しにしたくなりがちですが、早期に対処することで受験期のストレスを大きく軽減できます。最初は1日5分程度の短時間でも構いません。徐々に時間を増やしていくことで、自然と抵抗感が薄れ、学習への集中力も向上していきます。

得意科目と違い、苦手分野は伸び代が大きく、点数の底上げに直結します。特に数学が必須化されてきている現在、文系であっても数学から逃げられないケースが増えています。

③ 勉強を「習慣化」する

大学受験は短期決戦ではありません。毎日の学習が積み重なって実力となるため、継続的に勉強する「習慣」をつけることが必要不可欠です。

「朝起きたら単語帳を開く」「夕食後に必ず問題演習を30分」など、ルーティンを決めて実行していくことで、勉強が日常の一部となります。最初は1日10分からでもOK。勉強への抵抗が減れば、自然と勉強時間も増えていきます。


受験勉強を本格化させる前にやっておくべき準備

志望校・学部をリサーチする

目標があると学習のモチベーションは格段に上がります。行きたい大学や学部をリストアップし、その大学で何を学べるのか、入試に必要な教科は何かを確認しましょう。

この段階では候補をいくつかに絞っておけば十分。大学のホームページやオープンキャンパス、進学情報サイトを活用して、自分に合った進学先を探しましょう。

入試日程を確認し、逆算して計画を立てる

一般入試、共通テスト、推薦入試など、入試形式によって日程は大きく異なります。まずは志望校のスケジュールを調べて、いつまでに何をすべきかを逆算しましょう。

特に推薦や総合型選抜を考えている場合は、早くて高校3年生の夏には試験があります。それまでに必要な内申点、資格、課題提出が求められるケースもあるため、早めの準備が欠かせません。


模試や定期テストで「できていない」を可視化する

模擬試験や学校の定期テストは、実力を客観的に把握する大事な機会です。成績が芳しくなくても落ち込む必要はありません。重要なのは、できなかった理由を分析し、次に活かすことです。

間違えた問題を放置せず、どこでつまずいたのかを明確にして復習する。この繰り返しが確かな学力に繋がります。模試は勉強計画の中間チェックポイントとしても非常に有効です。


勉強は「生活の一部」として捉えよう

受験勉強を義務ではなく、日常生活の一部として取り入れることが長続きのコツです。歯磨きの後に英単語をチェックする、通学中に歴史の年号を覚える、入浴中にアプリで演習するなど、隙間時間の活用が学習効率を高めてくれます。

重要なのは、1日1日の積み重ねです。完璧を目指さず、小さなことからコツコツ取り組みましょう。


成績が伸びない時期も「成長の準備期間」と捉える

努力しているのに成果が見えない時期は誰にでも訪れます。しかし、それは成長の前兆であり、知識が定着する「準備期間」でもあります。

学習成果は階段のように上がっていくもの。焦らず、今できることを一つずつこなしていくことが、やがて大きな飛躍につながります。短期的な結果に一喜一憂せず、長期的な視点を持ちましょう。


まとめ|「早めのスタート」が未来を切り拓く鍵

大学受験の勉強を何から始めればよいかと迷ったときは、まず「習慣作り」「基礎固め」「情報収集」から着手しましょう。早く始めることで、焦らず計画的に対策が進められます。

まだ受験までは時間があると思っていても、あっという間に本番はやってきます。今日この瞬間から、自分の未来のために一歩を踏み出してみましょう。その一歩が、志望校合格というゴールに繋がっています。


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