勉強をしていると、情報が溢れていてどれが正しいのか分からない、学んでも役に立つのか不安に感じることがありますよね。そんなときにモヤモヤを解消し、勉強のモチベーションを高めるためのアプローチを紹介します。
勉強中に情報過多で迷子になったとき、即座の答えを求める必要はありません。脳科学者の中野信子氏は、「納得できるまで、考え続ける姿勢」が重要だと述べています。部下の管理方法などの対立した考えに触れたときも、一つの答えを追い求めるのではなく、自問自答し続けることが「本当の頭のよさ」を養います。
また、「時間がかかるインプット」に関連して、脳の「速いシステム」と「遅いシステム」があります。目につきやすい情報に飛びつく「速いシステム」の問題点を避けるために、複数の信頼できる情報源を比較検討することが大切です。
時代の変化や学びの多様性に戸惑うことはよくあります。柳川範之氏は、学びを役立てることに拘るのではなく、面白いと思えることを追求することを提案しています。自らの興味に基づいてスキルを磨くことで、新たな機会を発見できるかもしれません。また、自分の経験を社会科学系の学問を通じて整理することで、自己理解や将来の方向性を見つけることができます。
勉強がマンネリ化してやる気が出なくなったら、環境や方法を変えてみましょう。例えば、勉強する場所を変える、新しいノート術を試す、文房具を変えるなど、少しの変化がモチベーションを高めることがあります。