共通テストまで時間が迫ってきました。この時期、多くの受験生が共通テスト対策に取り組んでいることでしょう。
特にマーク問題集は頻繁に利用される傾向があります。その際、問題集を使った勉強法や心構えについて考えてみましょう。
まず、マーク問題集からは同じ問題が出ることはほぼないことを認識しておきましょう。以前のセンター試験と異なり、共通テストの問題形式は大きく変わっています。ですが、共通テスト対策問題集を用いるメリットには次のようなものがあります。
共通テスト対策問題を解くことで、本番に近い問題の難易度や構成を把握し、解く順番や時間配分を試すことができます。
共通テスト対策問題集は、多くの問題に当たることができます。試験直前の勉強において、未知の分野や形式の問題に対応するために効果的です。
共通テスト対策問題集を通じて、試験に向けた意気込みやモチベーションを高めることができます。
しかし、模試で十分という人でも、記述式の問題集の演習も共通テスト対策に効果的です。特に苦手な科目ほど、マーク問題集の繰り返し解くことが必要です。
正解だけでなく、他の選択肢が答えになっていた場合はなぜかを見直すことで、学習の幅が広がります。見直し方によって学習の効果が大きく変わることを心に留めておきましょう。
最後に、マーク問題集の答えを暗記することは共通テストでは役に立ちません。解答の導き方や必要な知識を見直し、様々な形式の問題で自分のものにすることが重要です。この心構えを忘れず、入試を乗り越えましょう。