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中学受験と大学受験はどちらが大変なのか
2024.07.17

中学受験と大学受験、どちらが大変?

中学受験と大学受験、どちらが大変かという議論はしばしば行われますが、それぞれに独自の挑戦があります。ここでは、学習範囲、科目数、英語の習得、倍率、家族の関わり、ライバル、偏差値といった観点から比較してみましょう。

学習範囲・勉強の難しさ

大学受験
大学受験の学習範囲は非常に広く、大学や学部によって異なります。短期間で習得するのは困難ですが、豊富な参考書や問題集があり、自分の学力や志望校の出題傾向に合ったものを選ぶことができます。独学で志望校に合格する人も少なくありません。

中学受験
中学受験の学習範囲は、学校によって大きく異なります。学校の過去問を基にどこまで掘り下げて勉強するかを判断する必要があります。中学受験では、参考書や問題集が大学受験ほど豊富ではないため、塾に頼ることが一般的です。

中学受験組は「英語」で苦労する

中学受験では英語が受験科目に含まれないため、英語の学習をおろそかにしがちです。高校受験を経験しない中高一貫校の生徒は、大学受験時に英語で苦労することが多いです。一方、高校受験組はその段階で英語力を強化するため、大学受験でも有利になります。

倍率

中学受験
首都圏では小学校卒業生のうち20%以上が中学受験をしており、今後も倍率は高まると予想されます。

大学受験
大学受験は一つの大学でも複数の受験方法があり、それぞれの倍率に差があります。倍率は学校によって異なるため、中学受験と大学受験のどちらが大変かは一概には言えません。

科目数

大学受験
国公立大学を受験する場合、共通テストで5教科7科目、さらに2次試験対策もしなければなりません。

中学受験
中学受験では「国語」「算数」「理科」「社会」の4科目が基本ですが、2科目や3科目のみの学校もあります。学校によって試験科目や配点が異なるため、適切な対策が必要です。

家族の関わり

中学受験
中学受験は家族のサポートが不可欠です。お子さんが自主的に勉強することは少なく、親御さんが志望校の決定や勉強の進行を手助けすることが一般的です。

大学受験
大学受験は基本的に本人が自主的に取り組む必要があります。家族のフォローも必要ですが、中学受験ほどの関わりは求められません。

ライバル

中学受験
中学受験のライバルは同じ都道府県内の小学生です。

大学受験
大学受験のライバルは全国の受験生であり、現役の高校3年生だけでなく既卒生も含まれます。ライバルの数は大学受験の方が多いと言えます。

偏差値

中学受験
中学受験の偏差値は低く出やすい傾向があります。中学受験をする生徒のレベルが高いため、全体の偏差値が低く出ることがあります。

大学受験
大学受験の偏差値は学校によって異なりますが、受験する生徒のレベルや受験方法に応じて変動します。

【結論】中学受験と大学受験はどちらも大変

中学受験と大学受験はそれぞれ異なる挑戦があり、どちらが大変かは一概には言えません。学習範囲、英語力、倍率、科目数、家族の関わり、ライバル、偏差値といった観点から見ても、それぞれの受験には独自の困難が存在します。選ぶ学校や個人の状況によって、どちらが大変と感じるかは異なるでしょう。

どちらの受験も乗り越えるためには、適切な対策と努力が必要です。中学受験と大学受験、それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法で挑戦していくことが大切です。