皆様こんにちは!Ping Point英会話記事をご覧くださいましてありがとうございます。
本日はバイリンガルになってほしかったのに…気づけばセミリンガルになってしまった?幼少期英語学習の壁について解説をしてきます。
是非ご一読いただけると幸いです。それでは行きましょう。
Let’s get started!
はじめに
セミリンガルって何?
あまり聞きなれないワードですがセミリンガルとは何でしょうか。
簡単に説明します。
セミリンガル(Semilingualism)は、複数の言語を学ぶ個人が、どの言語においても完全な言語能力を持たない状態を指します。つまり、セミリンガルはいくつかの言語を一部習得しているが、どの言語においてもネイティブレベルの流暢さや正確さを持っていない状態です。
セミリンガルになる要因として、以下のような要素が関与していることがあります:
言語使用頻度の偏り:
言語の使用頻度が偏っている場合、より頻繁に使用する言語が発達し、他の言語の能力が低下する傾向があります。例えば、家庭や学校で特定の言語が主に使用される場合、他の言語の習得に支障をきたす可能性があります。
言語切り替えの困難さ:
複数の言語を切り替えることが困難である場合、言語間での混乱や適切な言語使用が難しくなる可能性があります。言語切り替えのスキルや習慣の不足がセミリンガルにつながることがあります。
学習環境の不足:
言語の学習環境や学習機会が不足している場合、言語の習得に十分な機会が与えられず、セミリンガルの状態になることがあります。言語学習に関する適切なサポートやリソースが欠けていることが要因となる場合があります。
英語学習が叫ばれている昨今は幼児期から英語に触れされるための教材なども増えてきましたがやりすぎると日本語が不自由になってしまう場合があります。
ただし幼少期からの学習がわるいわけではありません。
幼少期から英語学習を始めることには多くのメリットがあります。幼い頃の子供は言語の吸収力が高く、自然な発音やアクセントを習得しやすい特徴があります。早い段階から英語に触れることで、英語のリスニング力や発話能力が向上しやすくなる可能性があります。
ただし、セミリンガルになるリスクがあることも認識しておく必要があります。適切な言語使用のバランスや学習環境の整備、言語切り替えの練習などを行わないと、片方の言語に偏りが生じる可能性があります。
英語学習を幼少期から始める場合、以下の点に留意することが重要です
言語使用のバランス:
幼少期に英語学習を始める場合でも、日本語とのバランスを保つことが重要です。家庭や学校での言語使用をバランスよく調整し、両言語を均等に使える環境を整えましょう。
適切な学習環境の整備:
幼少期から英語学習を始める場合、適切な学習環境を整えることが重要です。質の高い教材や学習機会を提供し、言語学習に関する専門家や教育者からのサポートを受けることも助けになります。
言語切り替えの練習:
幼少期から複数の言語を学ぶ場合、言語切り替えの練習を行うことが重要です。日常的な会話や文章作成で意図的に言語を切り替える習慣を身につけることで、両言語のバランスを保つことができます。
二つの言語を堪能に操ることは簡単ではなく注意点が多いということが分かります
セミリンガルの状態は、コミュニケーションや学習において一定の制約を伴うことがあります。しかし、セミリンガルであること自体が悪いことではありません。セミリンガルは、複数の言語を一定の程度まで習得していることから、異なる言語や文化に関する理解や柔軟性を持つことができる場合があります。
セミリンガルからバイリンガルになるためには
言語使用のバランス:
両言語の使用頻度を均等にすることで、バイリンガルに近づけることができます。日常生活や学習環境で両言語をバランス良く使用することを心掛けましょう。
言語切り替えの練習:
言語切り替えのスキルを磨くために、日常的な会話や文章作成で意図的に言語を切り替える練習を行います。時間帯や場所を設定して特定の言語のみを使用する環境を作ることも効果的です。
言語学習のサポート:
言語学習に関する専門家や教育者のサポートを受けることで、効果的な学習方法やアドバイスを得ることができます。個別の指導や学習計画の策定によって、言語能力の向上をサポートしてもらいましょう。
セミリンガルからバイリンガルへの移行は、時間と努力が必要なプロセスです。継続的な学習とサポートを受けながら、自信を持って言語能力を向上させることができるでしょう。
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