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【2025年度共通テスト】新科目「情報I」の徹底ガイドと対策法
2024.12.25

【2025年度共通テスト】新科目「情報I」の徹底ガイドと対策法

2025年度から大学入学共通テストに新たに導入される「情報I」。この科目は、高校新課程で必修となった情報教育の基礎的内容を反映し、プログラミングやデータ分析などの力を問う試験です。どのような内容が出題されるのか、どのように対策すればよいのかを詳しく解説します。


「情報I」の基本情報

試験概要

  • 実施日時:2025年1月19日(日)17:00~18:00
  • 試験時間:60分
  • 配点:100点(大学ごとに配点の調整が行われる場合あり)

この科目が加わることで、共通テストの総点数は従来の900点から1000点へと変更されます。


試験内容と形式

出題形式

試作問題の構成に基づき、本番の試験では以下の内容が想定されます。

  1. 第1問(知識問題)
    • 情報社会における基本的な概念や情報モラルがテーマ。
  2. 第2問(情報デザイン)
    • 情報を分かりやすく整理・表現するスキルを問う問題。
  3. 第3問(プログラミング)
    • 与えられた条件をもとに、簡易プログラムを読み解いたり作成したりする問題。
  4. 第4問(データ活用)
    • グラフや表の分析、データの活用方法についての応用問題。

特徴

  • 時間配分がカギ
    試験時間60分で、約40題を解く必要があります。問題量は英語リーディングに匹敵し、効率的な時間管理が求められます。
  • 知識+応用力を問う構成
    単純な知識暗記では対応できない、思考力や応用力が重視されます。

「情報I」を受験するメリット

得点しやすい可能性

初年度の試験では、極端に難しい問題が出題される可能性は低いと予想されています。教科書や授業内容をしっかり理解していれば、得点源として活用できるでしょう。

将来に役立つスキルの習得

試験対策を通じて身につける情報リテラシーやデータ活用のスキルは、大学生活や社会においても活用できる重要な能力です。


「情報I」の試験対策

1. 教科書を活用した基礎固め

  • 重要性:共通テストは基本的に教科書の範囲内で出題されます。まずは授業内容をしっかり復習し、基礎知識を固めましょう。
  • 実践法:学校の定期テスト問題を見直したり、教科書対応の問題集を解いたりすることで理解を深めます。

2. 試作問題で形式を確認

  • 試作問題を解くことで、出題形式や時間配分の感覚をつかみましょう。本番と同じ条件で1回通しで解くことをおすすめします。

3. グラフ・データの読み取り演習

  • 重要性:グラフや表を使った問題が頻出です。
  • 対策法:問題集や予想問題集を活用し、図表の読み取りや活用に慣れましょう。

4. プログラム表記への慣れ

  • 試験で使用されるのは「共通テスト用プログラム表記」という独自の言語です。事前に試作問題や参考書で記述形式に慣れておきましょう。

5. 知識を応用する練習

  • 暗記だけではなく、知識を活用して問題解決に結びつけるトレーニングを重視しましょう。特に、プログラミングやデータ分析分野での演習が効果的です。

避けたい勉強方法

1. 丸暗記に頼る学習

  • 情報モラルやプログラミングの基本知識は重要ですが、暗記だけでは対応できない問題が多いです。実際に問題を解きながら理解を深めましょう。

2. 特定分野に偏った勉強

  • 試験範囲は広いため、「プログラミングだけ」「データ分析だけ」などの偏りは禁物です。全範囲をバランスよく学習しましょう。

過去問がない場合の対策

2025年度は初年度試験のため、過去問がありません。しかし、次のような方法で十分に対策が可能です。

  1. 試作問題の活用
    • 公表された試作問題は、試験形式を理解するための貴重な資料です。何度も解いて出題傾向をつかみましょう。
  2. 予想問題集の利用
    • 市販の予想問題集を活用し、実践力を養いましょう。
  3. 情報リテラシーの基礎固め
    • 定期テストの問題や教科書の復習を繰り返し行い、基礎知識をしっかり定着させましょう。

まとめ:情報Iで差をつけよう

「情報I」は新科目であり、初年度ならではの手探り感があるかもしれません。しかし、教科書を中心にしっかりと準備を進めれば、高得点を狙うことも可能です。

広い範囲から出題されることを意識し、バランスよく学習を進めましょう。また、試験の形式や時間配分に慣れるために問題演習を欠かさず行い、実践力を高めることが成功のカギです。

「情報I」を得点源として活用し、志望校合格への一歩を確実に進めましょう!