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【高校3年生の春】4月からの勉強は間に合う?今スタートする意味と過ごし方ガイド
2025.04.09

 


【高校3年生の春】4月からの勉強は間に合う?今スタートする意味と過ごし方ガイド

春、新学期。桜が舞い、制服の袖も新しくなり、「いよいよ受験生か……」と気持ちが引き締まる高校3年生も多いのではないでしょうか。

でも、周囲を見渡してみると、「まだエンジンかかってないな……」という空気も感じませんか?

実はそれ、チャンスなんです。

本記事では、受験までの1年間を有効に使うために、「4月から始める勉強の意義」や「浪人生との戦いにどう勝つか」、そして「勉強を習慣化するための具体的なステップ」まで、丁寧にご紹介します。


◆ 春は“受験スタートの黄金期”

「4月からの勉強って遅くない?」と思っているあなた、ご安心を。現役生も浪人生も、4月はまだスロースタートな人がほとんどなんです。

だからこそ、この時期に勉強習慣を作れるかどうかが、ライバルに差をつけるカギになります。

特に浪人生は、前年の失敗を活かして春からしっかり計画を立てている人も多く、現役生はどうしても部活や学校行事に時間を取られがち。

このギャップを意識して、春の数ヶ月をどう使うかで、その後の流れが決まってくると言っても過言ではありません。


◆ なぜ「4月スタート」が重要なのか

1. 勉強時間を伸ばす“準備期間”に最適

いきなり1日10時間以上の勉強をしようとしても、体も心も追いつきません。特にこれまで1日1〜2時間の勉強が限界だった人にとって、急に長時間の学習を始めると、ほぼ確実に続きません。

だから、**今は“慣れる期間”**と考えましょう。

最初は3時間からでもOK。週ごとに30分ずつ増やしていけば、夏休みには10時間勉強も夢じゃありません。

2. 生活リズムを整える絶好のタイミング

大学入試は朝から始まるものが多く、夜型生活ではコンディションが崩れやすくなります。4月からは意識して朝型にシフトしましょう。

「まだ大丈夫」と思っていると、夏になっても夜型のまま、結局コンディション不良で力を発揮できない……というのはよくある失敗です。


◆ 勉強習慣を作るステップ

Step1:毎日のルーティンを固定する

「朝起きてすぐ英単語」「夕飯後に1時間は数学」など、タイミングを固定すると習慣化しやすくなります。

いきなり完璧な1日を作る必要はありません。まずは「毎日必ずやること」を1〜2個決めて、そこを軸に生活を組み立てていくのがコツです。

Step2:スキマ時間をフル活用

通学時間・授業と授業の合間・休憩時間など、「意識すれば確保できる時間」は意外と多いもの。

単語帳や一問一答など、短時間でできる教材を用意しておき、どこでも勉強できる環境を作りましょう

Step3:勉強計画は“ゆるく立てる”のがポイント

理想を詰め込みすぎると、1週間で挫折します。

年間スケジュールをざっくり決めた上で、月・週ごとの目標をゆるく設定。「予備日」を必ず入れておくと、体調不良や突発的な予定で崩れても修正できます。


◆ 「現役生」と「浪人生」の違いを理解しよう

浪人生は、1日中勉強できる環境にいます。現役生は、学校・部活・課題などで時間に制限があります。

だからこそ、効率と戦略で勝負する必要があります。

現役生がやるべきことは、「短時間でも集中する」「基礎力を早めに固める」「学校の授業を最大限活かす」の3点です。


◆ 成功する浪人生と失敗する浪人生の違い

「浪人すれば誰でも偏差値が上がる」と思っていませんか?

実は、第一志望合格率はたったの10%程度とも言われています。

その原因は、

  • 勉強スタートが遅れる
  • 自己分析が甘い
  • 計画倒れになる

といったパターンに共通しています。

浪人生でも、勉強時間を確保し、自分の弱点に向き合い、明確な目標設定をした人だけが合格をつかんでいるんです。


◆ 4月〜夏休み前の過ごし方

春〜初夏は、学校行事や部活の大会などイベントも多く、つい勉強を後回しにしがち。でも、この時期をどう使うかで、夏の充実度が変わります。

✔ まずは“基礎の徹底”

どの科目も、基礎を早めに固めておくことで、夏からの応用・演習にスムーズに移れます。

英語なら単語・文法・構文をしっかりと。数学なら公式の使い方と解法のパターンを体に染み込ませましょう。

✔ 「授業=復習の場」にする

学校の授業を予習しておき、授業中に理解を深めるようにすると、復習時間が激減します。

授業を“消化するだけ”ではもったいない。授業中の一問一答や発言にも積極的に参加し、学びの密度を高めましょう。


◆ 夏に向けて、勉強の“土台”を作る春にしよう

夏休みは、受験の“天王山”と呼ばれるほど重要な時期です。

ですが、ここで力を出せるかどうかは、春の過ごし方次第

まだ部活が忙しいこの時期だからこそ、スキマ時間の活用、生活リズムの見直し、基礎固め、そして勉強時間の習慣化――この4点を意識して、夏に向けた“準備運動”を始めていきましょう。


◆ まとめ:今日から始めれば、必ず差はつく

4月は、受験生にとって「一番差がつく時期」です。

なぜなら、ほとんどの人がまだ本気になっていないから。ここで行動を始める人が、数ヶ月後にトップ層へと抜け出していきます。

「まだ早い」「焦る必要はない」と思っていた人も、今日から5分だけでも机に向かってみてください。

その小さな一歩が、やがて大きな自信となって、合格へとつながるはずです。


さあ、今すぐスタートしましょう。春は、あなたの未来を変えるチャンスです。