これを見れば受験生が自分に合った学部・学科を選びやすくなる
理系とひと口に言っても、学部や学科によって学ぶ内容や求められる資質は大きく異なります。
ここでは、主要な理系学部・学科別に「向いている人の特徴」を紹介します!
特徴:自然界の法則を理論的に解き明かす、純粋な学問研究を追求
向いている人:
理論を深く突き詰めることが好き
答えが一つとは限らない問題にワクワクできる
地道な実験・計算・検証を苦にしない
「なぜそうなるか」を納得いくまで探求したい
▶例:数学科なら「抽象的思考が好き」、生物学科なら「生き物への強い好奇心」が重要です。
特徴:理論を応用して、実際に「もの」や「システム」を作る分野
向いている人:
ものづくり・設計が好き
実用化・社会貢献を意識したい
チームでの共同作業にも抵抗がない
プログラミングや機械いじりに興味がある
▶例:機械工学科は「物理が得意」、情報工学科は「論理的にプログラムを組むのが好き」な人にピッタリ。
特徴:生物や自然環境、食料・資源などの持続的な利用に関する学問
向いている人:
生き物や自然に興味がある
野外調査や実験作業を楽しめる
地道な実験・観察を積み重ねられる
環境問題や食糧問題に関心がある
▶例:応用生物科学科なら「微生物・バイオテクノロジーに興味がある」人向きです。
特徴:医療・健康・福祉に関わる専門知識と実践力を養う分野
向いている人:
人の役に立ちたいという強い意志がある
責任感と倫理観をしっかり持てる
長期間にわたる学習・訓練を継続できる
精密な作業や細かい確認を丁寧にできる
▶例:薬学部なら「化学に興味があり、正確な仕事が得意」な人に適しています。
特徴:情報処理・人工知能・ビッグデータ解析など、現代社会のIT基盤を支える分野
向いている人:
論理的思考力と創造力のバランスがある
新しいテクノロジーにワクワクする
プログラミングに抵抗がない(または挑戦意欲がある)
数学的なセンス(特に確率統計)を伸ばしたい
▶例:AIに興味があるなら「数理・統計」と「プログラム思考」の両方に慣れておくと有利!
特徴:地球環境問題、エネルギー問題、資源開発にアプローチする分野
向いている人:
環境保護やエネルギー問題に関心がある
社会課題に理系的アプローチで貢献したい
フィールドワーク(現地調査)も苦にしない
地道なデータ収集や分析ができる
▶例:環境工学科なら「化学・物理と社会問題への関心を両立」できると強いです。
理系の学部・学科選びは、「得意・不得意」だけでなく、「興味・関心」や「自分の性格・価値観」との相性も非常に大切です。
✅ 自分は理論を突き詰めたいタイプ?
✅ それとも実社会で役立てるものを作りたいタイプ?
✅ 人の健康や命に関わる仕事に興味がある?
✅ 地球規模の課題に取り組みたい?
こうした視点で考えてみると、自分にぴったりの進路がぐっと見えてきます!
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