【大学の理系学科紹介⑯】物理学科ってどんな事を学ぶ?
2023.09.02 |大学, 学科, 物理, 物理学科, 理学部, 理工学部, 科学,
皆様こんにちは!Ping Point 大学受験対策記事をご覧くださいましてありがとうございます。
本日は【大学の理系学科紹介⑯】物理学科ってどんな事を学ぶ?について解説をしてきます。
是非ご一読いただけると幸いです。物理、楽しいですよね。
- 力学:
- 運動の法則 (ニュートンの運動方程式)
- 保存の法則 (エネルギー、運動量、角運動量)
- 剛体の力学
- 振動と波動
- 天体力学
- ラグランジアンおよびハミルトニアン力学
- 電磁気学:
- 静電気と静磁気
- 電流と磁場
- マクスウェルの方程式
- 電磁波
- 熱力学 & 統計力学:
- 熱の法則
- エネルギーの保存と変換
- 統計的解釈
- ボルツマン因子や分配関数
- 量子力学:
- シュレーディンガー方程式
- 量子状態と確率振幅
- 量子演算子と観測
- 量子の不確実性と超越
- 量子統計力学
- 相対論:
- 特殊相対論
- 一般相対論
- 原子物理学 & 分子物理学:
- 固体物理学:
- 原子核物理学 & 素粒子物理学:
- 光学 & 波動力学:
- 干渉と回折
- レーザーと非線形光学
- 光と物質の相互作用
- 流体力学:
- 宇宙物理学 & 天文物理学:
- 星、銀河、宇宙背景放射
- 宇宙の形成と進化
- ブラックホールと中性子星
- 計算物理学:
- 数値シミュレーションとアルゴリズム
- 物理的系の計算モデリング
- 実験技術:
物理学は、自然現象を理解し、予測し、説明するための原則や法則を研究する学問です。物理学科で学ぶ内容は多岐にわたり、その中から主要なトピックや領域をピックアップして、それぞれ具体的に説明します。
- 力学:
- 自然界の物体の運動を説明する基本的な原理。例えば、重力下での自由落下や摩擦の影響を受ける物体の運動など、日常生活で見かける多くの現象がここで学ばれる。
- 電磁気学:
- 電気と磁気の性質、それらの相互作用、そして電磁波(光を含む)の振る舞いについて学ぶ。これには、電磁場の概念やマクスウェルの方程式が含まれる。
- 熱力学 & 統計力学:
- エネルギーの保存、変換、伝達と、マクロな観点での物質の性質を説明するための法則や原理。また、統計力学では、マイクロな観点からマクロな性質を導き出す方法を学ぶ。
- 量子力学:
- 微小なスケール(原子や電子など)での物質やエネルギーの振る舞いを記述する理論。波動関数、確率振幅、ハイゼンベルクの不確定性原理など、直感に反する多くの概念が登場する。
- 相対論:
- 特殊相対論は、光の速さと同じ速さで移動する観測者の視点からの時間や空間の概念を導入する。一般相対論は、重力を時空の歪みとして解釈する理論で、ブラックホールや宇宙の拡大などの現象を説明する。
- 原子物理学 & 分子物理学:
- 原子や分子の構造、エネルギー準位、分光学など、微小なスケールでの物質の性質と相互作用を探る。
- 固体物理学:
- 物質の固体としての性質、例えば電子の帯構造、半導体の特性、超伝導性や磁性などの現象を研究する。
- 核・素粒子物理学:
- 原子核の内部や、それを構成するさらに小さな素粒子の性質と相互作用についての学問。ハドロン、クォーク、ボソンなど、様々な粒子が登場する。
- 宇宙物理学 & 天文物理学:
- 星、銀河、ブラックホール、宇宙背景放射など、宇宙の大きなスケールでの現象や構造を研究する。
- 計算物理学:
- 物理的な問題を数値的に解くための方法やアルゴリズムを学ぶ。現代の物理学では、実験だけでなく、シミュレーションも非常に重要な役割を果たしている。
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