【大学の理系学科紹介⑤】建築学科ってどんな事を学ぶ?
2023.08.15 |リケジョ, 化学, 国公立, 国立, 土木, 土木学科, 土木工学, 大学, 工学部, 建築, 建築学部, 物理, 理学部, 理工学部, 理系, 私立, 科学,
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本日は【大学の理系学科紹介⑤】建築学科ってどんな事を学ぶ? について解説をしてきます。
是非ご一読いただけると幸いです。今日もブログを建築していきましょう。
建築学科では、建物や都市、環境に関する多岐にわたる知識や技術を学ぶことができます。以下は建築学科で一般的に学べる主要な内容を列挙していきます。
- 建築設計
- 建築物の機能、形態、構造の基本的な設計原理や技術。
- 建築史・建築理論
- 建築構造学
- 建築環境・設備学
- 室内の快適性やエネルギー効率、空調・照明・水道などの設備に関する知識。
- 都市計画・都市デザイン
- 都市の形成や再開発、ランドスケープデザインに関する知識。
- 建築材料学
- 建築に使用される材料(木、コンクリート、鉄、ガラスなど)の特性や技術。
- 建築施工学
- 建築描画
- 建築モデリング・シミュレーション
- 3Dモデリングや建築物の環境・構造のシミュレーション技術。
- サステナビリティ・エコデザイン
- 建築法規・経済学
- 建築に関する法律や、建築経済・プロジェクト管理に関する知識。
- 住居学・住環境論
- 住宅の歴史、住環境のデザインや人の生活スタイルとの関連。
簡単に羅列するとこんなところになります。
実際に大学に入学してからどこを詳細に学んでいくのかを選択するケースがほとんどになります。
具体的に得られるスキルをもう少し深堀してみましょう。
1. 建築デザインと概念
建築のデザインは、外見の美しさだけでなく、使いやすさや機能性も考慮する必要があります。学部では、これらの要素をバランスよく組み合わせる技術や感覚を培います。
2. 建築構造と技術
建築物が安全であり続けるための構造や、新しい技術を取り入れた建築方法などを学びます。実際に模型を作成する実習などを通じて、理論と実践の両方を習得します。
3. 建築史・文化
世界各地の歴史的な建築や、異なる文化背景から生まれた建築スタイルを学びます。これにより、自らのデザインに幅広い視点やインスピレーションを取り入れることができます。
4. 環境設計
持続可能な社会の実現に向け、エコロジーや自然エネルギーを最大限に活用した建築デザインの方法を学びます。未来の都市や住空間をより緑豊かで快適なものにするための知識と技術を習得します。
またメリットとしてこんなことも考えられるでしょう。
- 多角的な知識の習得 建築学科では単にデザインだけでなく、歴史、構造学、材料学、都市計画など幅広い分野の知識を習得できます。これにより、単なる建築家としてだけでなく、多角的な視点からのアプローチが可能となります。
- 実践的なスキルの獲得 建築描画や3Dモデリングの授業では、実際の建築プロジェクトに必要なスキルを身につけることができます。これは、即戦力として社会に出る際の大きな武器となり得ます。
- 持続可能な未来の構築 サステナビリティやエコデザインに関する知識は、今後の建築業界において必須となる要素です。これにより、環境に優しい建築をデザインする力を身につけることができます。
- 幅広いキャリアパス 建築学科の学びは、建築家やデザイナーだけでなく、プロジェクトマネージャー、都市計画家、研究者など、多岐にわたるキャリアへの道を開くことができます。
- クリエイティブな思考の養成 建築デザインの授業では、自分のアイディアを形にする力や他者のアイディアを評価・反省する力を培うことができます。これは、どんな業界においても役立つスキルとなります。
最後に、建築は私たちの生活と密接に関わっています。
ただし建築学科は大変人気な学科であるにもかかわらず学部を所持している大学が少ないという難点があります。
どこにでもある学科に比べると入学難易度は上がってしまうでしょう。
お読みいただきありがとうございました!
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