【大学の理系学科紹介‐医療系編⑥】保健学部ってどんな事を学ぶ?
2023.09.30 |リケジョ, 医学, 医療, 医療系, 大学, 理系,
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本日は【大学の理系学科紹介‐医療系編⑥】保健学部ってどんな事を学ぶ?について解説をしてきます。
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保健学部は、一般的に健康の増進や維持、疾病の予防やリハビリテーションに関わる専門家の育成を目的とする学部です。具体的に学べる内容は学校や学部の特色によって異なることがありますが、以下は主なカリキュラムや学べる内容を示しています。
1. 基礎科学
- 生物学: 人間の生命の基本的な仕組みや機能について学ぶ。
- 化学: 生体内の化学的な反応や物質の性質を理解するための基礎知識。
- 物理学: 人体の動きや医療機器の原理を理解するための基盤。
- 統計学: 健康に関するデータの解析や研究結果の評価に必要な技術。
2. 健康科学
- 公衆衛生: 人々の健康を維持・向上させるためのアプローチや方法を学ぶ。
- 栄養学: 適切な食事や栄養の摂取方法、健康の維持・増進の方法について学ぶ。
- 健康心理学: 健康に関する意識や行動、精神的な健康の維持方法について研究する。
3. クリニカルスキル
- リハビリテーション: 障害や疾患からの回復を促進するための技術や方法を学ぶ。
- 健康診断学: 健康状態の評価方法や診断技術を学ぶ。
4. 保健政策・管理
- 健康政策学: 健康に関する政策の形成や評価、実践に関する知識。
- 健康経済学: 健康ケアの経済的側面や資源の最適な配分についての研究。
5. コミュニケーションスキル
- 健康教育: 個人やコミュニティの健康を向上させるための教育方法を学ぶ。
- カウンセリング: 個人の健康課題や問題をサポートするための技術や方法。
6. 専門的な領域
- 老年学: 高齢者の健康やケアに関する特有の課題に焦点を当てて学ぶ。
- 環境健康学: 環境要因が人々の健康にどのように影響するかを研究する。
保健学部ではこれらの基本的なカリキュラムを通じて、公衆衛生の専門家、保健師、リハビリテーションスタッフ、健康教育者など、多岐にわたる専門職を目指すための知識や技術を習得することができます。
それぞれを詳細に見てみましょう
1. 生命の基盤: 基礎科学
- 生物学、化学、物理学: これらは身体の動きや生命のメカニズムを理解するための基石。あらゆる生命現象の背後にある原理を学びます。
2. 数字で見る健康: 統計学
- さまざまな健康データの解析や研究結果の評価ができる技術を身につけます。
3. みんなの健康を守る: 公衆衛生学
- 個人からコミュニティ全体まで、健康を維持・増進する方法や戦略を学びます。
4. 体の中の秘密: 栄養学
- 適切な食事や栄養の摂取方法、さらには健康に与える影響について探求します。
5. 心と体のバランス: 健康心理学
- 精神的な健康の維持方法や、心の健康が身体にどのように影響するのかを学びます。
6. 手を動かして学ぶ: クリニカルスキル
- リハビリテーションの方法や技術、さまざまな健康診断技術を実際に体験しながら学べます。
7. 未来の健康をデザイン: 健康政策・管理
- 健康に関する政策の作成や評価、そして健康ケアの経済的側面について学びます。
総じて、保健学部は単に「健康」に関する学問を学ぶ場所ではなく、私たちの生活や社会全体にどのように健康を取り入れ、向上させていくのかを学ぶ場と言えるでしょう。
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