「環境問題と国際会議の歴史:環境保護の重要性と国際協定の進化」
みなさん、こんにちは!最近の入試で環境問題に関する出題が増えていることを知っていますか?特に2022年の入試において、「パリ協定」に関する問題が多数出題されました。例えば、「パリ協定」の内容についての問題や、二酸化炭素の排出に関わる先進国と途上国の状況についての問題などが含まれていました。
これは10道県の入試で3つも出題されたようですが、他の都府県でも同様の問題が出る可能性が高いですね。
そこで今回は、環境問題に焦点を当てて、世界的な会議や条約、協定について振り返ってみましょう!
① 1972年 第1回 国連人間環境会議(ストックホルム) この会議は環境問題を初めて取り上げた国際会議です。「公害や戦争での環境破壊」が主要な課題でした。
② 1992年 国連環境開発会議(リオデジャネイロ) 地球温暖化などの問題を扱う「地球サミット」で、気候変動枠組条約など5つの条約や宣言が採択されました。
その中でも注目すべきは、気候変動枠組条約。これは二酸化炭素などの温室効果ガスを削減するための国際的な枠組みを作りました。そして、毎年開かれる「COP」(気候変動枠組条約の締約国会議)がスタートしました。
③ 1997年 地球温暖化防止京都会議(京都) この会議で初めて、先進国に排出削減の義務が課された「京都議定書」が採択されました。
④ 2015年 COP21(パリ) ここで採択された「パリ協定」は、先進国だけでなく発展途上国も含めた排出削減を義務付ける画期的な協定でした。
これらの国際会議や条約は、地球の未来を守るための大切なステップです。しかし、これだけでなく、エネルギー問題や領土問題、人権保障なども注目されるポイントです。
このような国際協定の歴史を知ることは、受験生にとっても大切な知識。未来を担うみなさんにとって、環境問題に対する理解と関心は必須ですね!