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✅ 大学受験日本史|得点につながる覚え方のコツ【7選】
2025.06.20

GMARCHに高い合格率 大学受験対策オンライン個別指導塾 Ping Point


✅ 大学受験日本史|得点につながる覚え方のコツ【7選】

① ストーリーで理解して「流れ」をつかむ

単語の丸暗記ではなく、「出来事の前後関係」や「因果関係」を意識して覚えることが、最も重要です。

  • ✔ なぜ起きたか(背景)
  • ✔ 何が起きたか(内容)
  • ✔ どう変わったか(結果)

例:鎌倉幕府成立の流れ

源平合戦 → 源頼朝の挙兵 → 征夷大将軍に任命 → 鎌倉幕府成立
→ 武士政権の始まり。朝廷との二重権力へ。

流れで覚えると、記述・論述にも強くなります。


② 年号は「語呂合わせ+流れ」で最低限に絞る

全ての年号を暗記する必要はありません。頻出年号だけピンポイントで覚えるのが効率的。

  • 645年:大化の改新 →「虫殺し大化の改新」
  • 1185年:壇ノ浦・守護地頭 →「いい箱つくろう鎌倉幕府」

語呂に加えて、「どんな出来事が続いたか」をセットで思い出すようにします。


③ 一問一答だけでなく「正誤問題」で応用力をつける

一問一答は暗記の初期には便利ですが、難関大では正誤問題資料読み取りが頻出。

  • 用語だけでなく「意味・背景・因果関係」を言えるように
  • 「なぜ×なのか」も説明できると記述に強くなる

Z会や駿台などの応用問題集で「正誤判定のクセ」を慣らしておくと差がつきます。


④ 文化史は「セット暗記」と「図で覚える」

文化史は苦手意識が強い分野ですが、実は出題頻度が高く、差がつきやすい分野です。

覚え方のコツ:

  • ① 時代ごとに「政治・人物・作品」をセットで覚える
    例:平安時代 → 藤原道長・最澄/空海・国風文化(源氏物語)
  • ② 建築・仏像・絵画は必ず「画像」で覚える
    → 資料集や一問一答の図版を活用しましょう。

⑤ 苦手分野は「時代横断のテーマ別整理」で克服

例えば「税制度」「仏教」「外交」などを、時代ごとに比較して覚えると記憶が定着しやすいです。

例:税制度の比較

時代 土地制度 税の種類
奈良 班田収授法 租庸調
平安 荘園拡大 不輸・不入権
鎌倉 地頭の徴税権 公領と荘園の二重構造

こうした「タテ(時代)」と「ヨコ(テーマ)」の視点で整理すると、記憶の整理が早くなります。


⑥ 過去問・模試は「解いた後の復習」が本番

問題演習の目的は「知識の穴を見つける」こと。
解きっぱなしでは意味がありません。

  • 間違えた用語はその場でメモ帳にまとめる(間違いノート)
  • 「なぜ間違えたか」を言語化する
  • 3周目・4周目の復習で「定着」を図る

1回で完璧にする必要はなく、「反復」が最大の記憶法です。


⑦ 暗記は「見て覚える」から「使って覚える」へ

最終的に入試で問われるのは「知識の活用」です。
以下のようなアウトプット学習を意識しましょう:

  • ノートに白紙で時代を再現する「スケッチ暗記」
  • 音読して耳から記憶する「声に出す勉強」
  • 友達に説明してみる「教える勉強」
    → 知識があいまいな部分が浮き彫りになります。

🎯 まとめ:大学受験日本史は「仕組み理解+反復」が合格への道!

ポイント 内容
流れで理解 因果・背景を意識する
年号は厳選 頻出のみ語呂+ストーリーで
応用問題に強くなる 正誤・資料・記述対応の訓練
文化史は画像とセットで 人物・作品・時代の関連づけ
テーマ別整理 土地・税・外交などの比較表
復習命 「間違い直しノート」は最強
アウトプット重視 声・書く・教えるで定着化

「わかったつもり」ではなく、「使える知識」にすることが、得点力アップのカギです。


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